三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)共生環境学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 エネルギー利用工学演習
えねるぎーりようこうがくえんしゅう
Seminar on Energy Utilization Engineering
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Envr-5272-004
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間
集中講義
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学部校舎419室

担当教員 王 秀崙(生物資源学研究科共生環境学専攻)、呉 婷婷(生物資源学研究科共生環境学専攻)

WANG Xiulun、WU Tingting

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 エネルギー利用システムの効率化を図るための機械システムや車両の構造設計及び性能解析,植物バイオマス利用方法及びバイオマスマテリアルの開発。
学修の目的 化石燃料に代わる持続可能なエネルギー資源の有効利用方法に関する知識を得る.また再生可能なバイオマス資源の利用方法や機械システムの最適化を習得する.

(DP,CPとの関連)「感じる力」,「考える力」,「コミュニケーション力」,「行動する力」を身に付けるため,生物資源学研究科のDPである(1),(2)、(3)の修得を目指します。
学修の到達目標 エネルギー利用機械システムの最適化手法を身に付ける。植物バイオマスマテリアルの開発手法の習得と材料の強度試験や各種性能試験の方法及び分析手法を習得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 (知識)車両の走行装置の最適化に関する土質力学や走行性能に影響するパラメータ及びモデルによる推進力の予測法を身に付ける。また,植物バイオマスマテリアルの開発手法を習得することに30%を評価する。
(技能)モデルによる推進力の予測とバイオボードの作製技術及びバイオボードの強度試験をすることができることに30%を評価する。
(態度) 研究に対する取り組み姿勢、問題を適切に解析し,修士論文をもとめることに40%を評価する。
合計が60%以上で合格。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 授業中質疑応答を通じて学生の理解度を把握し,適切な対応を行う。
教科書 資料配付
参考書
オフィスアワー 木曜日17:00~18:00,416室
受講要件 なし
予め履修が望ましい科目 なし
発展科目 なし
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=4943
キーワード 機械システム,オフロード車両,エネルギー利用効率,最適化,バイオマス,バイオマスマテリアル,強度特性
Key Word(s) machinery systems, off-road vehicle, energy utilization efficiency, biomass, biomass materials, mechanical properties
学修内容 第1回 オフロード車両の分類
第2回 オフロード車両の構造
第3回 オフロード車両の走行装置
第4回 車輪式車両の走行特性
第5回 クローラ車両の走行特性
第6回 車輪式車両の走行特性
第7回 車輪と地面との相互作用
第8回 クローラと地面との相互作用
第9回 地面の種類と特性
第10回 土壌の力学的パラメーターの測定法
第11回 クローラ車両の推進力の予測
第12回 シングルグローサシューによる推進力,転がり抵抗,牽引力の予測
第13回 グローサ厚さと高さによる推進力,転がり抵抗,牽引力の予測への影響
第14回 シングルグローサシューモデルによる推進力,進化量の計測法
第15回 クローラ車両の走行性能評価
第16回 植物バイオマスの分類
第17回 海洋水産バイオマス
第18回 陸上バイオマス
第19回 木質バイオマスと非木質バイオマス
第20回 非木質バイオマスの種類
第21回 植物バイオマスの成分
第22回 食料生産に伴う副産物の産出量
第23回 農産物の非食部の利用と廃棄
第24回 野菜の不可食部の利用と廃棄
第25回 セルロース,ヘミセルロース,リグニン
第26回 植物バイオマスの利用現状
第27回 植物バイオマスのリファイニング技術
第28回 生分解可能なバイオボードの作製法
第29回 バイオボードの強度試験
第30回 バイオボードを応用するための基準値
研究成果報告,修士論文提出
事前・事後学修の内容 事前学修:毎回各自の研究テーマに関する文献調査,発表資料の作成(45時間)
事後学修:発表内容に対する質問,コメントについて,文献調査,実験等を行い,次回ゼミで解答する(45時間)
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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