三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士後期課程)生物圏生命科学専攻
受講対象学生 大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次, 2年次, 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 水圏動物学
すいけんどうぶつがく
Aquatic Zoology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-7591-010
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 ○河村 功一(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻)

○KAWAMURA, Kouichi

実務経験のある教員 国立研究機関で細胞操作、育種に関する課題に取り組んだ経験があり、産業対象種についても実際に即した講義を展開することが可能である

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 毎回,与えられたテーマを元に博士論文の研究対象種や研究手法に関連する文献を検索、あるいは英文専門書を選び、セミナー形式で行う。
学修の目的 履修者各人の博士論文で研究対象とする生物を含め、水圏生物に関する分類体系や生物学的基礎知識をより深く学び、研究対象とする生物に関する最新の情報を理解して、博士学位論文作成に役立てる。
学修の到達目標 (知識)博士論文で対象とする生物を含め、水圏生物に関する分類体系や生物学的基礎知識をより深く理解し具体的に説明できるようになる。
(態度)研究対象とする生物に関する最新の情報を系統立てて理解できるようになる。
(技能)対象生物の特性を理解し、新たに得られた知見との相違を合理的に説明し、論議ができるようになる
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 提出されたレポートと出席状況、プレゼンの内容により、成績評価する。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 できる限り多くの質問を受け付け,理解を深めるようにする.
教科書 特に指定しない。
参考書 Carroll SB, Grenier JK & Weatherbee SD (2005) From DNA to Diversity - Molecular Genetics and the Evolution of Animal Design -, Second Edition. Blackwell.
John C. Avise (2006) Evolutionary pathways in Nature. Cambridge.
オフィスアワー 研究室にて随時受け付けている。部屋番号:古丸(530室),河村(527室).E-mailによる問い合わせも可.
受講要件 細胞遺伝学,集団遺伝学,水圏動物生理学についての基礎知識を習得している事が望ましい.
予め履修が望ましい科目 水圏資源生物学演習
発展科目 特になし。
その他 特になし。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 進化、系統発生、種概念、育種、形態学、集団遺伝
Key Word(s) evolution, phylogeny, breeding, morphology, population genetics
学修内容 本授業では,毎回、水圏動物学における以下の課題に関連した著名科学論文(英語)を取り上げ、ゼミ形式による発表を行い,ディスカッション形式により内容についての理解を深めることを目的とする。
第1回:動物の起源としての海綿動物(無胚葉生物)の特徴
第2回:二胚葉生物から三胚葉生物における中胚葉の獲得の意味
第3回:前口動物における体腔の獲得(原体腔から真体腔,裂体腔と腸体腔の違い)−1
第4回:前口動物における体腔の獲得(原体腔から真体腔,裂体腔と腸体腔の違い)−2
第5回:冠輪動物における適応放散ー1
第6回:冠輪動物における適応放散ー2
第7回:脱皮動物における進化−1
第8回:脱皮動物における進化(特に甲殻類における適応放散)−2
第9回:後口動物における脊索の獲得の意味
第10回:後口動物における脊索の獲得の意味と体制の変化
第11回:前口動物と後口動物における体軸の違い
第12回:前口動物と後口動物における体制の違い
第13回:初期発生から見た前口動物と後口動物の違い−1
第14回:初期発生から見た前口動物と後口動物の違い−2
第15回:分子系統による動物の分類体系の大きな変化
事前・事後学修の内容 本授業では,毎回,主要テーマに関連した著名学術論文を取り上げ,ディスカッションを行う事から,履修者は事前に必ず予習を行う.また,指名された演者はPowerPointによるプレゼンの用意をすることが必要となる.授業後は当日のディスカッションの結果を元にレポートを作成し,提出する.
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

Copyright (c) Mie University