三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士後期課程)資源循環学専攻
受講対象学生 大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次, 2年次, 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 森林環境政策論
しんりんかんきょうせいさくろん
Advanced Theory of Forest Environmental Policy
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-7491-017
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 松村 直人(生物資源学研究科資源循環学専攻),松尾 奈緒子(生物資源学研究科資源循環学専攻),渕上 佑樹(生物資源学研究科資源循環学専攻)

MATSUMURA, Naoto, MATSUO, Naoko, FUCHIGAMI, Yuki

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 森林・林業をとりまく情勢と森林を守る世界的な動きと考え方について解説し,自然と人間との共生,森林における公共性のあり方,森林の整備水準の向上について考える.このことは人や自然に関心を持ち,感じる力や考える力を養成し,科学的で論理的な思考を展開し,計画的に問題の解決に取り組むという本学のディプロマ・ポリシーに対応する.
学修の目的 森林・林業をとりまく課題について,国内外の事例を分析し,自然と人間との共生,森林管理の技術について理解を深める.
学修の到達目標 森林の持続的な管理に向けた国内外の動きについて,コモンズという概念を理解し新しい公共性について考える力を養うとともに,モデルフォレスト,森林認証制度などによる管理技術について最新の動向を理解する力を身につける.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 小テスト,レポートなどで総合評価する.
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 受講者が,最新の森林管理に関する知見と技術を,自力で学習する能力を引き出すよう模索する.
教科書 田中和博他編著『森林計画学入門』朝倉書店
参考書 井上真ほか編『コモンズの社会学』新曜社,船越昭治編『森林・林業・山村問題研究入門』地球社
オフィスアワー (松村 403)木曜13時~15時
受講要件 森林科学の基礎知識を有していることが望ましい.
予め履修が望ましい科目 森林・緑環境計画学特論
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 持続的森林管理,共生,自然資源,公共性,コモンズ,入会林野,資源調査,住民参加,基準・指標,地域振興
Key Word(s) Sustainable Forest Management, Natural Resources, Public Function, Criteria & Indicators
学修内容 第1回 森林科学についての概要紹介(1)、森林の構造
第2回 森林科学についての概要紹介(2)、森林学の分野について
第3回 森林科学についての概要紹介(3)、森林学の体系
第4回 森林生態系と機能(1)、陸域生態系
第5回 森林生態系と機能(2)、森林の炭素循環機能
第6回 森林生態系と機能(3)、森林の水循環機能
第7回 森林生態系と機能(4)、森林の窒素循環機能
第8回 世界の森林資源と保全政策(1)、森林の遷移
第9回 世界の森林資源と保全政策(2)、森林資源調査
第10回 世界の森林資源と保全政策(3)、資源管理の基準と指標
第11回 世界の森林資源と保全政策(4)、生態系レベルの多様性
第12回 森林の環境と共生学について(1)、森林景観について
第13回 森林の環境と共生学について(2)、里山の保全
第14回 森林の環境と共生学について(3)、地域振興について
第15回 森林の環境と共生学について(4)、森林の保全計画
事前・事後学修の内容 担当教員の指示に従い、事前学修2時間、事後学修2時間を行うこと。
第1回 予習 森林科学の基礎、復習 森林の構造
第2回 予習 森林の科学 復習 森林学の分野
第3回 予習 森林の関係分野 復習 森林学の体系
第4回 予習 森林生物に関係する科学 復習 陸域生態系
第5回 予習 生態学 復習 炭素循環
第6回 予習 世界の気候 復習 窒素循環
第7回 予習 森林の生物 復習 森林依存性の多様性
第8回 予習 森林分布 復習 森林の遷移
第9回 予習 生物多様性 復習 森林資源調査
第10回 予習 生物と環境 復習 持続可能な森林経営
第11回 予習 生態学 復習 生態系レベルの多様性
第12回 予習 国土計画について 復習 森林景観について
第13回 予習 地域の計画 復習 里山の保全
第14回 予習 自治体行政 復習 地域振興について
第15回 予習 都市計画 復習 森林計画全般について
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

Copyright (c) Mie University