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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士後期課程)共生環境学専攻
受講対象学生 大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次, 2年次, 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 地水圏物理学
ちすいけんぶつりがく
Soil Physics and Hydrology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Envr-7591-010
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 1, 2時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 取出 伸夫(生物資源学研究科共生環境学専攻), 渡辺 晋生(生物資源学研究科共生環境学専攻, 坂井勝(生物資源学研究科共生環境学専攻)

TORIDE Nobuo, WATANABE Kunio, SAKAI Masaru

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 土壌圏(土壌-植生-大気)では,水分,化学物質,熱の流れの移動予測モデルについて詳細に解説する.また計算に必要な数値解析のプログラミングの技法を講義する.
学修の目的 土中の水分,溶質,熱移動予測の数値計算プログラムを理解し,研究レベルでシミュレーション予測を行う力を身につける.
学修の到達目標 土への水の浸潤,排水,再分布,水分蒸発といった水分移動とそれに伴う溶質移動現象についてシミュレーションを行い,物理的な理解を深める。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポートの評価(70%)および質疑応答の内容(30%)を総合的に評価する.
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 授業の感想をレポートで提出してもらい、適宜改善する予定.
教科書 土壌物理学~土中の水・熱・ガス・化学物質移動の基礎と応用
 (ウィリアム・ジュリー+ロバート・ホートン 著 取出伸夫 監訳) 築地書館
参考書
オフィスアワー 随時受け付け.部屋番号:574.,オンライン可(メール【取出:ntoride@bio.mie-u.ac.jp】で予約)
受講要件 土中の水分・溶質・熱移動の知識を持っていること.
予め履修が望ましい科目 土壌圏物理学,土壌循環学,土壌圏物質移動論
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=9273
キーワード 土壌物理,物質循環,水分移動,溶質移動,熱移動,シミュレーション
Key Word(s) Soil physics, Water flow, heat transport, solute transport, Simulation
学修内容 以下の数値計算プログラムを理解し,汎用ブログラムHYDRUSを用いて数値実験について学ぶ.

第1回 土中の水分保持特性と不飽和透水係数のモデル(1)
第2回 土中の水分保持特性と不飽和透水係数のモデル(2)
第3回 土中の水分保持特性と不飽和透水係数の推定法(1)
第4回 土中の水分保持特性と不飽和透水係数の推定法(2)
第5回 土中の水分移動(1)
第6回 土中の水分移動(2)
第7回 不均一な圃場での水分移動(1)
第8回 不均一な圃場での水分移動(2)
第9回 水蒸気を含む土中の水分移動(1)
第10回 水蒸気を含む土中の水分移動(2)
第11回 イオンの吸着を伴う土中の溶質移動(1)
第12回 イオンの吸着を伴う土中の溶質移動(2)
第13回 土の凍結にともなう水分・溶質・熱の移動(1)
第14回 土の凍結にともなう水分・溶質・熱の移動(2)
第15回 コロイド粒子の土中での移動
16. レポート
事前・事後学修の内容 土中の水分・溶質移動シミュレーションについて,講義で学んだことをもとに数値実験を行い,物理的な考察を行う.題材は講義で与えるので,事後学修を基本とする.
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:180分/回

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