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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士後期課程)資源循環学専攻
受講対象学生 大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次
選択・必修 選択
授業科目名 植物栄養生理学
しょくぶつえいようせいりがく
Plant Physiology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-7491-012
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

土壌圏生物機能学研究室のゼミ「土壌圏生物機能学特論」と同じ学期に行う

開講時間
土壌圏生物機能学研究室のゼミ「土壌圏生物機能学特論」と同じ時間に行う
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 土壌圏生物機能学研究室のゼミ「土壌圏生物機能学特論」と同じ場所で行う

担当教員 水野 隆文(生物資源学研究科資源循環学専攻)

Mizuno Takafumi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 植物の栄養生理をより深く追求し、博士論文のレベルを維持できるようにする。
土壌圏生物機能学研究室の論文輪読・研究ゼミへの参加および、特別講義の聴講。
なお、博士前期課程で当研究室の土壌圏生物機能学特論を履修していない学生については、本授業の聴講を受講要件とする。土壌圏生物機能学特論を履修したものについては、基本的に植物栄養に関する植物生理関連の論文を読み、レポート提出で単位を認定する。
学修の目的 植物栄養、植物生理に関する専門的な英語論文を読解し、説明できるようになる。
学修の到達目標 博士論文のレベルを維持できるようにする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポート提出により評価
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 授業の進め方について受講生から意見を問い、その都度取り入れる。
教科書 特に指定せず。
参考書
オフィスアワー 月曜日12時~13時 7階742号室
受講要件 特になし。
予め履修が望ましい科目 学部の植物栄養学、土壌学,無機化学を習得していることが望ましい。
発展科目
その他 基本的に土壌圏生物機能学研究室へ進学する大学院生を想定した内容となる

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 植物栄養・土壌学
Key Word(s) Soil Science, Plant Nutrition
学修内容 事前学習について:以下の内容をそれぞれの授業の前の授業時に提示し,予習させる(2時間)

第1回:土壌圏生物機能学研究室の研究の歴史(北村・小畑教授の研究を中心に)
第2回:微量必須元素の研究(亜鉛の必須性,亜鉛とカドミウムの問題,公害問題など)
第3回:ニッケル輸送体とZIPファミリートランスポーター(当該研究室によるニッケル輸送の解明について,ニッケルと鉄の競合に関する各種研究の紹介)
第4回:植物におけるニッケル毒性(北海道の農地における被害例,エンバクを使ったニッケル毒性の研究)
第5回:ニッケル過剰症の発生メカニズム(鉄とニッケルの競合,特にニコチアナミンによる輸送メカニズムの競合と関連する研究の紹介)
第6回:蛇紋岩植生の形成とニッケルの関係(ニッケルによる発芽抑制の研究,蛇紋岩土壌に適応した植物種の研究)
第7回:日本の蛇紋岩土壌地帯とその植生(日本における蛇紋岩土壌の分布,北海道および東海・近畿の蛇紋岩土壌植生の特徴)
第8回:三重県鳥羽市菅島の蛇紋岩植生(ツゲ原生林の形成に関する研究・赤ツゲの発生メカニズムに関する研究)
第9回:菅島の採石場緑化問題(蛇紋岩採石による希少植生の破壊,景観問題など)
第10回:イブキジャコウソウとは(イブキジャコウソウの分布地とその特徴,ハーブ・漢方薬としてのイブキジャコウソウ)
第11回:イブキジャコウソウによる採石場緑化の可能性と関連研究(イブキジャコウソウの荒れ地適応性,緑化植物としての利用に向けた取り組み,アスベスト鉱山緑化への応用など)
第12回:イブキジャコウソウの香気成分とシカ獣害回避型緑化植物としての利用
第13回:緑化と植物の生物多様性(緑化による植生攪乱・生物多様性侵害の可能性とその防止に向けた取り組み)
第14回:蛍光X線分析による植物の元素集積データベース構築(XRFの原理,データベース構築の可能性,農業分野への応用など)
第15回:最近の研究事例の紹介ー学生によるプレゼンテーション
事前・事後学修の内容 事後学習について
初回から15回までの各授業において,授業内容をテスト様式でまとめたプリント(A3サイズ1枚)を配布し,授業内容を復習させる(2時間)。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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