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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 選択必修 |
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授業科目名 | 水圏分子生態学演習 | |
すいけんぶんしせいたいがくえんしゅう | ||
Seminar on Molecular Ecology of Aquatic Animals | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Life-5372-009
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
通年 |
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開講時間 |
金曜日 5, 6時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 538室(旧学科事務室) | |
担当教員 | ○河村 功一(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻) | |
○KAWAMURA, Kouichi | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 毎回、分子生態学分野における主要テーマに関する最新の文献の抄読を行う。毎回抄訳の提出を義務付ける. |
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学修の目的 | 分子生態学の概念を理解すると共に、実験手法、データー分析・解析ならびに結果の解釈の方法について学ぶことを目的とする。 |
学修の到達目標 | 分子生態学の概要を学ぶと共に、分子生物学という視点から生命現象を理解することができるようになります。そのために以下の到達学修目標を設定します。 (知識) 分子生物学の基礎的知識の修得だけでなく、実際の生命現象を理解するのに必要な知識が身につきます。 (態度) 生命現象を遺伝という観点から捉えることができるようになります。 (技能) 修士論文作成時に分子情報を用いたデーター解析の基礎的技能が身につきます。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | ゼミ形式で行う。与えられた課題について、明快な説明ができ、質疑に対する的確な回答ができるかどうかを評価する。出席(30%)および発表+質疑応答の内容(70%)で成績評価を行う。 (知識)分子生態学の知識の定着度について発表内容で評価します(50%) (態度)授業態度については出席で評価します(20%:出席は7割以上を必要とする) (技能)授業中のディスカッションの内容について評価します(30%) 以上の評価基準を基に60%以上で単位が取得できます。 |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業アンケート結果を受けての改善点 | e-mail通信でのやりとりなどによって、up to dateの授業改善を行う。 |
教科書 | 特に指定しない。 |
参考書 | 特になし。 |
オフィスアワー | 研究室にて随時受け付ける。部屋番号:河村(527室)。E-mailによる問い合わせも可. |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 水圏分子生態学特論 |
発展科目 | 水圏分子生態学 |
その他 | 教員免許・各種資格取得に関連した科目(注:必ず入学年度の学習要項で確認してください.). |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 進化、系統発生、種概念、育種、形態学、集団遺伝、生理学 |
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Key Word(s) | evolution, phylogeny, breeding, morphology, popullation genetics, physiology |
学修内容 | 分子生態学における以下のテーマに関する論文を毎回、講読する。毎回、指名された演者はPowerPointを用いて論文紹介を行い、出席者はこの発表内容を基にディスカッションを行う。 1回:メンデルの法則の応用 2回:集団解析における連鎖不平衡の意味 3回:遺伝子とゲノムの構造 4回:遺伝子発現:mRNA合成からRNAプロセッシングまで 5回:遺伝子発現:アミノ酸の翻訳からタンパク質合成まで 6回:突然変異:染色体異常 7回:突然変異:染色体の倍数化 8回:突然変異:DNA突然変異 9回:突然変異:遺伝子重複 10回:レトロトランスポゾンとウィルスの関係 11回:3ドメイン説と五界説 12回:遺伝解析:アロザイム 13回:遺伝解析:制限酵素切断多型解析 14回:遺伝解析:DNA配列解析 15回:遺伝解析:マイクロサテライト分析 16回:遺伝解析:全ゲノム解析 17回:遺伝情報の応用:系統地理解析 18回:遺伝情報の応用:種の分類の再検討 19回:遺伝情報の応用:コアレスセンス 20回:遺伝情報の応用:交雑解析(集団間から種間まで) 21回:遺伝情報の応用:集団の遺伝的多様性評価 22回:遺伝情報の応用:保全遺伝学 23回:遺伝情報の解釈:集団間の遺伝的差異の評価 24回:分子系統学:UPGMA法と近隣結合法 25回:分子系統学:最尤法とベイズ法 26回:分子系統学:ハプロタイプネットワークと応用 27回:分子系統学:分子情報を用いた分岐年代の推定 28回:分子系統顎:BSPによる個体数変動 29回:分子情報を用いた有効集団サイズの違い 30回:環境問題解決における分子情報の応用 これら一連の分子生態学のテーマについて学習するようにより,分子生態学の理解を深める. |
事前・事後学修の内容 | 予習:毎回与えられた英語科学論文を読み,内容を理解する(2時間).発表当番の学生は事前に紹介論文のPDFならびにゼミのレジメのPDFをMoodleにアップロードする. 復習:当日の授業のディスカッションの内容をノートに整理する(2時間) これらの作業を繰り返すことにより,分子生態学についての理解を深める。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |