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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・社会 | |
科目名 | 外国史 | |
がいこくし | ||
World History | ||
受講対象学生 |
教育学部, A 類 学部(学士課程) : 3年次, 4年次 74-73 期生 |
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卒業要件の種別 | 選択必修 |
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授業科目名 | 西洋史概論Ⅰ | |
せいようしがいろんⅠ | ||
Studies on Occidental History Ⅰ | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | edu-sosc-HIST3044-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期集中 |
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開講時間 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 北村暁夫(日本女子大学) | |
KITAMURA Akeo | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 第一次世界大戦から今日までのイタリアの歴史を、ヨーロッパ・地中海世界の20世紀史という文脈の中におきつつ、他のヨーロッパ諸国や日本の歴史との比較を通して考察する。現代ヨーロッパの出発点である第一次世界大戦から出発し、ファシズム政権による支配、第二次世界大戦とレジスタンス、戦後の冷戦体制下での民主化と高度経済成長、ヨーロッパ統合、地域格差の拡大、冷戦崩壊と新自由主義の跳梁、移民の送り出し国から受け入れ国への劇的転換、ファシズムの系譜を引く首相の誕生など、激動の時代における諸相を取り上げる。 |
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学修の目的 | イタリアは英独仏のように現代ヨーロッパの形成と展開をリードした大国ではないが、イタリアから見るヨーロッパ・地中海世界史はそうした大国を中心に描かれる歴史とは異なる像を提示するものであり、ヨーロッパの政治的・文化的多様性を理解するうえで有益である。この授業は、一つの国家が歩んだ20世紀の歴史を詳しく見つつ、それをヨーロッパ・地中海史の文脈の中におくことにより、ヨーロッパ現代史およびグローバル化された世界の20世紀史に対する基本的な枠組みを把握し、それを通じてわれわれが生きる現代世界を理解することを目的とする。 |
学修の到達目標 | 到達目標①イタリア近現代史に関する基本的な知識を身につける。 到達目標②イタリア近現代史を一例として、ヨーロッパ近現代史に関する理解力を高める。 到達目標③地域社会の歴史を理解するための方法論を身につける。 到達目標④20世紀における国民国家」の変容過程に対する理解を身につける。 到達目標⑤20世紀後半におけるヨーロッパ統合に対する知識と理解力を身につける。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 授業中の発言30% 授業終了時の小テスト30% レポート40% |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
問題自己設定型PBL プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 地域理解・地域交流の要素を加えた授業 |
授業アンケート結果を受けての改善点 | 一コマに必ず一回以上、クエスチョン・タイムを設け、学生に問いかけに対する解答を文章で書かせることで、アクティブ・ラーニングの徹底を図る。 |
教科書 | 北村暁夫『イタリア史10講』岩波新書、2019年 |
参考書 | 北村暁夫・伊藤武編『近代イタリアの歴史』ミネルヴァ書房、2012年 北村暁夫・中嶋毅編『近現代ヨーロッパの歴史』放送大学教育振興会、2022年 そのほかは授業中に指示する |
オフィスアワー | 集中講義期間中の連日 授業終了後の30分 |
受講要件 | 特にない |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | イタリア ファシズム 第一次世界大戦 第二次世界大戦 レジスタンス ヨーロッパ統合 移民 南部問題 組織犯罪 |
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Key Word(s) | Italy, fascism, World War I, World War II, Resitance, European Integration, emigration, Southern Question, Criminal Organization |
学修内容 | 1.イントロダクション イタリアとヨーロッパ地中海世界の20世紀 2.第一次世界大戦とイタリア 3.ファシズム支配の確立 4.ファシズム体制の特質 5.第二次世界大戦とイタリア社会共和国 6.レジスタンスの「神話」と「現実」 7.戦後再建と共和国の成立 8.経済の奇跡と消費社会の誕生 9.移民の復活 10.石油ショックと「鉛の時代」 11.「南部問題」と組織犯罪 12.ヨーロッパ統合とイタリア 13.冷戦の崩壊と「第二共和政」への転換 14.現代のイタリア グローバル化の中の危機 16.全体のまとめ |
事前・事後学修の内容 | 集中講義であるため、一日の講義終了後、その日の講義内容について復習を欠かさないこと。 また、授業時間中に示す参考文献を探し、複数の文献に目を通すこと。 事前に、今日のヨーロッパ諸国(イタリアに限らない)における政治情勢、または社会情勢について、1~2例でよいので、情報を入手しておいてほしい。 |
事前学修の時間:60分/回 事後学修の時間:60分/回 |