三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・環境情報システム学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
教育コース必修科目(環境情報コース)
授業科目名 環境情報システム工学実習Ⅱ
かんきょうじょうほうしすてむこうがくじっしゅう2
Practice of Systems Engineering Ⅱ
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BIOR-Envi-2234-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 5, 6, 7時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 230室,金工室,実験圃場,別棟実験室

担当教員 福島崇志(共生環境学科)、滝沢憲治(共生環境学科)、 鈴木哲仁(共生環境学科)、森尾吉成(共生環境学科)、 内藤啓貴(共生環境学科)、王秀崙(共生環境学科),呉婷婷(共生環境学科)

FUKUSHIMA Takashim, TAKIZAWA Kenji, SUZUKI Tetsuhito, MORIO Yoshinari, NATO Hirotaka, WANG Xiulun, WU Tingting

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 環境情報システム工学分野における,1)工作機械の安全な使用方法と加工方法を体験する,2)工作機械を使って金属加工製品を作成する,3)騒音の計測と解析を行う,4)トラクタとロータリ耕耘装置の取扱い方及び耕耘作業を行う,5)画像処理技術を応用した計測を行う,6)電子回路の製作を行う,6つの実習に取り組み,必要な知識やスキル,実習作業を行うために必要な態度を訓練する.

(DP,CPとの関連)「感じる力」,「考える力」,「コミュニケーション力」,「生きる力」を身に付けるため,生物資源学部のDPである(1),(2),(3),(4),(5)の修得を目指す.
学修の目的 1)工作機械の安全な使用方法を習得する.
2)工作機械による部品の加工技術を習得する.
3)騒音の計測法と解析法を習得する.
4)トラクタとロータリ耕耘装置を取扱うことと、耕耘作業を行うことを実習を通して学習する.
5)計測に必要な画像情報の取り扱い方を身につける.
6)電子部品による電子回路の製作技術を習得する.
専門科目で学習した理論知識を応用する能力を高めること、実際の現象から授業で学んだ理論を確認すること.
学修の到達目標 (知識)工作機械を用いた材料加工・組み立て,音声計測,トラクターによるロータリー耕耘,画像処理,電子回路製作,に関する知識を身に付ける.
(技能)工作機械を用いた材料加工・組み立て,音声計測,トラクターによるロータリー耕耘,画像処理,電子回路製作,に必要なスキルを身に付ける.
(態度)実習作業に必要な態度を訓練する.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○(1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○(2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
○(4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
○(5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
環境情報システム学プログラム(JABEE)(環境情報システム工学講座)の学習・教育目標の(A-4),(C-4),(D-3),(E-17),(G-1),(G-3),(G-4),(H-3),(H-4)に対応している。
成績評価方法と基準 (知識)実習で取り扱う知識について,レポートで60%を評価する,(技能)実習作業に必要な技能を,製作物とレポートで20%を評価する,(態度)実習作業に取り組む様子について,20%を評価する.

全出席した者を評価の対象とする.
担当する複数の教員が評価する.
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 授業アンケートの結果では,改善点を指摘する声はないが,受講生と密にコミュニケーションをとり実習における改善すべき点があれば次のテーマの実習或いは今後の授業改善を図る.
教科書 配布資料
参考書
オフィスアワー 木曜日の16:00~17:30、生物資源学部校舎416室
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 力学基礎Ⅰ、力学基礎Ⅱ、応用力学Ⅰ、応用力学Ⅱ、システム制御学、基礎メカトロ、環境材料・加工学、電気・電子工学等
発展科目 環境情報システム工学実験
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 騒音,振動,画像処理,電子回路,金工,強度計算,設計
Key Word(s) noise measurement, vibration, image processing, current circuit, manufacturing, strength of material, design
学修内容 1.金工実習:製図図面に基づく課題作品の製作法(1).
2.金工実習:製図図面に基づく課題作品の製作法(2).
3.金工実習:製図図面に基づく課題作品の製作(1).
4.金工実習:製図図面に基づく課題作品の製作(2).
5.金工実習:製図図面に基づく課題作品の製作(3).
6.騒音・音声解析:音声の計測方法および計測機器の取扱方.
7.騒音・音声解析:計測データの解析法.
8.トラクタ耕うん実習:トラクタと耕耘機械の取扱方法.
9.トラクタ耕うん実習:畑地の耕耘作業.
10.画像処理実習:画像処理の基本を解説する.
11.画像処理実習:画像処理の基本処理(1).
12.画像処理実習:画像処理の基本処理(2).
13.電子回路製作:回路図より回路を基板上に製作する.
14.電子回路製作:電子部品と組み合わせてセンサを製作する.
15.総合討論を行い,改善すべき点について論議し,今後の授業改善に役立てる.
16.総括,評価
事前・事後学修の内容 第1回事前学習内容:製図図面を予習し,理解する(1).
第1回事後学習内容:製図図面に基づく課題作品の製作法を復習する(1).
第2回事前学習内容:製図図面を予習し,理解する(2).
第2回事後学習内容:製図図面に基づく課題作品の製作法を復習する(2).
第3回事前学習内容:課題作品の構造を予習し,理解する(3).
第3回事後学習内容:製図図面に基づく課題作品の製作法を復習する(3).
第4回事前学習内容:課題作品の製作法を予習し,理解する(4).
第4回事後学習内容:製図図面に基づく課題作品の製作法を復習する(4).
第5回事前学習内容:工作機械による金属加工法を予習し,理解する(5).
第5回事後学習内容:製図図面に基づく課題作品の製作プロセスを復習する(5).
第6回事前学習内容:音声の計測方法および計測機器の取扱方を予習する.
第6回事後学習内容:音声の計測方法および計測機器の取扱方を理解する.
第7回事前学習内容:計測データの解析法について調べる.
第7回事後学習内容:計測データの解析法を復習する.
第8回事前学習内容:農業機械についてインターネットで調べる.
第8回事後学習内容:トラクタと耕耘機械の取扱方法を覚え,次回の作業実習の準備を行う.
第9回事前学習内容:耕耘の必要性について資料を予習する.
第9回事後学習内容:耕耘機械の種類や,それぞれのメリットとデメリットを調べる.
第10回事前学習内容:プログラムの基礎を予習する.
第10回事後学習内容:開発した画像処理プログラムの基本プログラムを確認する.
第11回事前学習内容:オリジナル画像について予習を行う.
第11回事後学習内容:オリジナル画像処理プログラムを開発する.
第12回事前学習内容:画像処理プログラムを予習する.
第12回事後学習内容:開発したオリジナル画像処理プログラムを実行し、確認する.
第13回事前学習内容:電子回路についてインターネットで調べる.
第13回事後学習内容:回路図より回路を基板上に製作する.
第14回事前学習内容:電子回路の製作について資料を予習する.
第14回事後学習内容:電子部品と組み合わせてセンサを製作し,動作確認を行う.
第15回事前学習内容:今までの実習内容を振り返る。
第15回事後学習内容:総合討論を行い,改善すべき点について論議し,今後の授業改善に役立てる。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:240分/回

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