三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・農業生物学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 選択
農業コース:選択推奨科目
授業科目名 農作物生育制御概論
のうさくもつせいいくせいぎょがいろん
Plant Growth Mnagement -Introduction
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-3141-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

開講時間
2024年4月8日(月) 8:50 ~ 4月10日(水) 17:50 117教室
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 ○長菅輝義(生物資源学部附帯施設農場)、奥田均(生物資源学部附帯施設農場)

○NAGASUGA Kiyoshi, OKUDA,Hitoshi

実務経験のある教員 教員名:長菅輝義
実務経験:独立行政法人農業生物資源研究所特別研究員、稲の子実生産にかおける生理学的研究を実施。
講義内容との関連性:稲を中心とした栽培方法の特徴やその発展に寄与した様々な技術革新とその理論的根拠となった研究事例に精通する。

教員名:奥田均
実務経験:元農水省果樹研究所カンキツ研究部栽培生理研究室室長、国研にて約20年間カンキツの生理研究(花芽形成、生理落果、水管理)に従事。
講義内容との関連性:
 果実の生産性や品質の向上を目標に据え、カンキツ樹の水分生理に関する研究に長年にわたり従事。高品質果実生産のための水管理技術を開発・改良してきた。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 イネ、野菜、果樹の栽培方法やその周辺環境の基礎を講義し、農業を始めるにあたっての基礎知識の習得を目指します。講義は前期集中講義で実施します。
(DP、CPとの関連)
この実習では、三重大学の目標である4つの力の中でも特に「考える力」を身に付けるため、生物資源学部のDPである(3) 科学的・論理的な思考と計画的な問題解決力の習得を目指す。
学修の目的 農業を始めるにあたって必要となる各種農作物の特徴とその栽培方法、周辺環境の特徴と農作物へ及ぼす影響、および周辺環境を評価するための計測方法などの基礎知識を身に付け、農場実習などの実際栽培に応用できる力を涵養することを目的とします。
学修の到達目標 農作物栽培などに関する基本的な知識(作物栽培・環境・作物保護など)を習得することができます。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 (2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 レポート(100%)、複数教員で評価を行う。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業アンケート結果を受けての改善点 レポート、アンケートの結果などをもとに必要な改善を実施する。
教科書 特になし
参考書 参考資料はmoodleで提供する
オフィスアワー 随時実施
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 FSC体験演習
発展科目 FS農場実習Ⅰ~Ⅳ,卒業研究などフィールド研究に関連した科目
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)

授業計画

各回
共通
MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=4248
第1回 概要 イネの生理・生態
授業時間内の学修内容 イネの生理・生態的特徴を説明します。
キーワード(Key Word(s)) イネ、水田、単子葉、分げつ
rice, rice field, monocotyledon, tillering
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日の講義内容を予習しておく。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料と当日の配布資料を熟読し、講義内容を復習する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第2回 概要 イネの栽培管理
授業時間内の学修内容 イネの栽培方法について説明します。
キーワード(Key Word(s)) イネ、水田、代掻き、中干、収穫、脱穀
rice, rice field, pudding, midterm drying, harvest, thresh
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日の講義内容を予習しておく。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料と当日の配布資料を熟読し、講義内容を復習する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第3回 概要 農作物における収量調査
授業時間内の学修内容 収量調査について詳しく説明します。
キーワード(Key Word(s)) 収量調査、子実重、収量構成要素
yield survey, seed weight, yield components
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日の講義内容を予習しておく。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料と当日の配布資料を熟読し、講義内容を復習する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第4回 概要 イネの多収化に貢献した諸技術革新
授業時間内の学修内容 イネの収量向上に貢献した諸技術について説明します。
キーワード(Key Word(s)) イネ、育種、農業機械、肥料
rice, breeding, agricultural machine, fertilizer
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日の講義内容を予習しておく。
事前学修の時間 1200分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料と当日の配布資料を熟読し、講義内容を復習する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第5回 概要 農作物の生産性向上と成長解析
授業時間内の学修内容 農作物で成長解析を実施する意義について説明します。
キーワード(Key Word(s)) 成長解析、個体群成長速度、葉面積指数、純同化率
growth analysis, crop growth rate, leaf area index, net assimilation rate
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日の講義内容を予習しておく。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料と当日の配布資料を熟読し、講義内容を復習する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第6回 概要 農作物の生産性と光合成
授業時間内の学修内容 農作物の生産性と光合成との関係性について説明します。
キーワード(Key Word(s)) 作物、乾物重、光合成
crop, dry weight, photosynthesis
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日の講義内容を予習しておく。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料と当日の配布資料を熟読し、講義内容を復習する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第7回 概要 施設栽培における農作物の環境制御について
授業時間内の学修内容 施設栽培で実施されている各種の栽培管理方法とそれに関する制御技術の基礎を説明します。
キーワード(Key Word(s)) 温室、栽培、環境制御
green house, cultivation, environmental control
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日の講義内容を予習しておく。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料と当日の配布資料を熟読し、講義内容を復習する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第8回 概要 世界の農業生産と顕在化している問題
授業時間内の学修内容 農業生産に係る世界レベルの問題点について説明します。
キーワード(Key Word(s)) 食糧問題、人口問題、資源問題
food problem, population problem, resources problem
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日の講義内容を予習しておく。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料と当日の配布資料を熟読し、講義内容を復習する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第9回 概要 土壌の物理性・化学性・生物性
授業時間内の学修内容 農耕地の土壌の特色を物理性・化学性・生物性の面から説明します。
キーワード(Key Word(s)) 土壌、物理性、化学性、生物性
soil, physical properties, chemical properties, biological properties
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日の講義内容を予習しておく。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料と当日の配布資料を熟読し、講義内容を復習する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第10回 概要 植物の養水分の吸収
授業時間内の学修内容 植物根系の養水分の吸収の仕組みと影響する要因について説明します。
キーワード(Key Word(s)) 根、土壌、養水分吸収
root, soil, nutrient absorption
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日の講義内容を予習しておく。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料と当日の配布資料を熟読し、講義内容を復習する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第11回 概要 植物の栄養ならびに肥料成分の種類と働き
授業時間内の学修内容 植物の栄養生理と肥料成分との関係性について説明します。
キーワード(Key Word(s)) 植物、栄養、肥料
plant, nutrients, fertilizer
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日の講義内容を予習しておく。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料と当日の配布資料を熟読し、講義内容を復習する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第12回 概要 安全な農産物生産
授業時間内の学修内容 食の安全と労働安全を担保する経営管理について説明します。
キーワード(Key Word(s)) 農業経営、食の安全、労働安全、農業生産工程管理
agricultural management, food safety, work safety, GAP(Good Agricultural Practices)
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日の講義内容を予習しておく。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料と当日の配布資料を熟読し、講義内容を復習する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第13回 概要 農産物の流通
授業時間内の学修内容 日本における農産物の流通機構を説明します。
キーワード(Key Word(s)) 農産物流通、農協、商社
agricultural product distribution, agricultural cooperatives, trading company
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日の講義内容を予習しておく。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料と当日の配布資料を熟読し、講義内容を復習する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第14回 概要 野菜類の栽培管理
授業時間内の学修内容 野菜の一般的な栽培方法について説明します。
キーワード(Key Word(s)) 果菜類、葉菜類、栽培管理
fruit vegetables, leaf vegetables, cultivation management
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日の講義内容を予習しておく。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料と当日の配布資料を熟読し、講義内容を復習する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第15回 概要 常緑・落葉果樹の一年と栽培管理
授業時間内の学修内容 常緑・落葉果樹の一年の栽培管理について説明します。
キーワード(Key Word(s)) 常緑果樹、落葉果樹、栽培管理
evergreen fruit tree, deciduous fruit tree, cultivation management
事前学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料を熟読し、当日の講義内容を予習しておく。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 Moodleに掲載されている各種資料と当日の配布資料を熟読し、講義内容を復習する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄

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