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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 共通教育・教養基礎科目 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 2023(令和5)年度以降入学者対象 |
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授業科目名 | 自然科学概論1 | |
しぜんかがくがいろん いち | ||
Lecture Course in Natural Science 1 | ||
授業テーマ | 科学技術の歴史 | |
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 2022(令和4)年度以前入学者対象 |
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授業科目名 | 自然科学概論 | |
しぜんかがくがいろん | ||
Lecture Course in Natural Science | ||
授業テーマ | 科学技術の歴史 | |
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | gedu-libr-NLEC1112-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
分野 | 歴史・文化, 環境・科学 | |
分類・領域 |
教養統合科目・現代科学理解 (2022(令和4)年度〜2015(平成27)年度入学生対象) |
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開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
木曜日 7, 8時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 和田 正法 | |
WADA, Masanori | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 科学・技術は、わたしたちの生活に様々な面で多大な影響を与えている。本授業では、19世紀以降、現代に至るまでの科学・技術がどのように発展してきたのか、その歴史的な進歩の過程を見る。とくに19世紀以降の科学と技術の歴史は、国家や産業界との関係が深く、急激に大規模化・高度化してきた。そのため、科学・技術が社会とどのような影響関係にあるのか幅広く探ることが重要である。本授業の受講を通して、現代の科学技術文明が、歴史の積み重ねによって成り立っていることを学んでほしい。また、本授業の後半では、日本における科学・技術の発展も扱う。日本の文化を学ぶ一つのきっかけとしてほしい。 |
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学修の目的 | 一般に「文系」と「理系」と呼ばれる諸分野を融合することを大きな目標とする。 毎回の受講と、複数回のレポート執筆を通して、リベラル(教養)教育で最も重要な批判の能力(統合・分析・表現)を発展させる。上記「授業の概要」に示したような授業で提供する事例を単に知識として得るということにとどまらず、多面的な視点からものごとを見つめる洞察力を養うとともに、自らの意見を表明する素養を身に付ける。 |
学修の到達目標 | ・19世紀以降の科学と技術の歴史の概要を理解する(C評価)。 ・科学技術と社会の関係性を歴史に基づいて論じることができる(B評価)。 ・現代の科学技術の進展を見つめ、歴史的展開に基づいて今後の方向性を論じることができる(A評価)。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 小レポート(1,000字)2回(20%)、最終レポート(3,000字)1回(80%)によって行う。レポートの評価基準は、授業内に明示する。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業アンケート結果を受けての改善点 | 常に、よりよい授業を提供することを心がけています。私が担当する授業では、授業アンケートの総合満足度5.0点満点で4.8点以上を維持することを目指しています。授業に関することで不満をかかえたまま終盤にアンケートに書き込むことになるのは辛いでしょうから、その場で気軽に声をかけてください。対応が可能なものは、もちろん学期中に改善します。 |
教科書 | 指定なし。 |
参考書 | |
オフィスアワー | 水12:00~12:50。 |
受講要件 | 誰でも受講することができます。 学部、学年を問いません。 |
予め履修が望ましい科目 | 予め履修しておく必要がある科目はありません。 |
発展科目 | |
その他 |
本授業は、歴史的事実を記憶すること(のみ)を目標としません。 歴史的事項の検討を通じて、現代のわたしたちの生活にどのような影響があるのか考え、主体的に意見を表明することを目標とします。 成績評価はレポートのみの採点になりますが、文章の得意・不得意はほとんど関係ありません。本授業を真面目に受講すれば、誰でも必ずレポートの書き方を習得できるようになります。レポートの詳細な評価基準は、授業中に伝えます。 また、科学技術が発展する場としての大学の歴史、そして大学で学ぶことはどのような意義があるのかといった問いについても触れることで、自らのいる場所を相対的に捉えられるようになることを目指します。 本授業で得た視点や、ここで受けた訓練は、他の授業や、卒業後の社会生活においても必ず役に立つでしょう。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 歴史、科学技術、産業革命以降の科学技術史 |
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Key Word(s) | History, Science and Technology, History of Science and Technology since the Industrial Revolution |
学修内容 | 第1回 ガイダンス 授業の方針、成績評価方法を伝える。科学技術の歴史を扱う意義について概略的に考える。 第2回 万国博覧会 科学技術の祭典の歴史を通して、国家間競争の進展を考える。 第3回 ドイツの化学技術 「化学」の歴史を通して、科学と技術の境目を考える。 第4回 フォードシステム 大量生産体制の登場と、社会への影響を考える。 第5回 戦争と科学技術 毒ガスの製造と使用の歴史を通して、科学技術のあり方を考える。 第6回 医療の科学技術史 X線の登場と医療への応用の歴史を概略的に振り返る。 第7回 アポロ計画 巨大計画の実現を中心に、国家による科学技術への支援体制を考える。 第8回 特許紛争 国を超える知的財産権の歴史を通して、模倣と創造の関係を考える。 第9回 ISO、JISの成立 標準化と規制の歴史を通して、企業の科学技術戦略を考える。 第10回 生殖科学技術史 人間を対象とする科学技術の利用と倫理の境目を考える。 第11回 日本の科学技術史1 人物誌 田中久重のからくりと東芝の誕生を知る。 第12回 日本の科学技術史2 開国と技術導入 反射炉から鉄鋼業の自立までを知る。 第13回 日本の科学技術史3 産業遺産 富岡製糸場を中心に、殖産興業政策を振り返る。 第14回 日本の科学技術史4 社会と科学技術 電気事業の展開(なぜ50Hzと60Hzがあるのかなど)を知る。 第15回 日本の技術史5 経済成長と科学技術 「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の時代を振り返る。 |
事前・事後学修の内容 | 3回のレポートが課されます。それらのレポート執筆、および執筆するのに必要な調査を事前に行っておくことが求められます。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |