三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 共通教育・教養基礎科目
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 東洋史A
とうようしえー
Oriental History A
授業テーマ 中国女性史
単位数 2 単位
ナンバリングコード
gedu-libr-OHIS1111-001
開放科目 非開放科目    
分野 歴史・文化
分類・領域

教養統合科目・国際理解・現代社会理解 (2022(令和4)年度〜2015(平成27)年度入学生対象)

開講学期

前期

開講時間 木曜日 9, 10時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 酒井 恵子(人文学部)

SAKAI, Keiko

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 前近代中国には悪女と評された女性たちがいるが、なぜ悪女といわれるのであろうか。この授業では、当時の状況および女性観を概観したのち、悪女に対する新たな視点を提示する。また、さまざまな女性のあり方も紹介する。
学修の目的 異なる時代・地域には異なる文化が存在することを理解する。
当時の時代背景を理解したうえで、通説に対して自らの意見を述べることができるようになる。
学修の到達目標 前近代中国の女性について、各時代の女性観を理解したうえで、具体例を挙げて説明することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 ミニレポート2回30%、最終レポート50%、リアクションペーパー20%、計100%。(合計が60%以上で合格)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 毎回授業に対する感想・要望などを聞く。
教科書 教科書は使用せず、レジュメを用いる。
参考書 授業中に適宜紹介する。
オフィスアワー 木曜日11:45~12:45、酒井研究室(共通教育4号館5階)
受講要件 なし。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18764
キーワード 前近代中国の女性、漢、魏晋南北朝、唐
Key Word(s) Women in Imperial China, Han, Wei, Jin, Southern and Northern Dynasties, Tang
学修内容 第1回 現在の中国の女性
第2回 前近代中国の女性(1)家族
第3回 前近代中国の女性(2)女性の位置付け
第4回 漢高祖の妻呂后(1)漢代概観
第5回 漢高祖の妻呂后(2)恵帝と呂太后
第6回 劉向『列女伝』
第7回 班昭『女誡』
第8回 後漢時代の臨朝称制(1)後漢時代概観
第9回 後漢時代の臨朝称制(2)皇太后による政治
第10回 魏晋南北朝時代の嫉妬する妻(1)魏晋南北朝時代概観
第11回 魏晋南北朝時代の嫉妬する妻(2)嫉妬する妻への評価の変遷
第12回 則天武后(1)唐代概観
第13回 則天武后(2)垂簾の政から女帝へ
第14回 宋代以降の女性
第15回 まとめ
事前・事後学修の内容 事前学修:授業で使用するレジュメを事前にMoodleにあげるので、わからない単語を調べる等、予習する。
事後学修:授業内容を復習し、時代の特徴を儒教と関連づけて理解する。
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:150分/回

Copyright (c) Mie University