三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部法律経済学科
受講対象学生 2023年度以前入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
2010年度以降の入学生用
選択・必修
授業科目名 【遠隔】地域経済論1
ちいきけいざいろんいち
Regional Economics1
単位数 2 単位
受講対象学生 2024年度以降入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修
授業科目名 地域経済論Ⅰ
ちいきけいざいろんいち
Regional EconomicsⅠ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-laec2240-010
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

開講時間
授業形態

オンライン授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 河上 哲(非常勤講師)

KAWAKAMI, Tetsu

tekawaka@kindai.ac.jp

SDGsの目標
連絡事項 【重要】この講義は旧カリキュラムの学生は地域経済論2、新カリキュラムの学生は地域経済論Ⅱを必ず履修するようにしてください。

MoodleのURLは https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/user/index.php?id=18836 です。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 一国または国際間の経済とは異なる地域経済の大きな特徴は、経済の規模が小さく、またモノ(財やサービス)・ヒト(労働力)・カネ(資本)・情報の交易・移動が頻繁で、より経済が開放的なことにある。また、多くの人口が居住する都市地域の特徴は、経済活動の集積と、それに伴う外部経済や外部不経済の存在にある。本講義では、これら地域や都市における経済の特徴を明示的に考慮に入れながら、地域・都市に特有な経済構造の把握と望ましい経済政策の立案・評価に必要な分析手法を学修する。
授業の形態は主として講義とするが、数値例による練習問題やディスカッションの場を通して、地域経済政策に関するより直感的な理解と主体的な考察を深める。
学修の目的 地域・都市における経済の構造と政策について、理解と議論を深めるために必要な経済理論と実証分析手法の習得を目指す。
学修の到達目標 ①地域経済の構造や政策の分析に必要な経済学的アプローチを習得できる。
②地域経済政策の実際や公共部門の役割について理解を深めることができる。
③地域経済の構造を明らかにし、説得力ある政策示唆を導くことができるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
○現代社会・地域社会の課題に挑戦する積極性を備える。
○自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業参加、練習問題、中間・期末試験などにより総合評価。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 経済統計や政策レポートなどの資料を多く用いながら、できるだけ具体的な事例を通して経済学の考え方を身につける。
教科書 特に指定しない。
参考書 黒田達朗・田淵隆俊・中村良平(2008)『都市と地域の経済学(新版)』有斐閣.
佐藤 泰裕(2014)都市・地域経済学への招待状 (有斐閣ストゥディア)
オフィスアワー Moodleやメールを通じて対応する。
受講要件
予め履修が望ましい科目 近代経済学(ミクロ経済学・マクロ経済学)
発展科目 地域経済政策、経済政策、地域経済分析
その他 本講義は旧カリキュラム(2023年入学以前)の学生は地域経済論2、新カリキュラム(2024年入学以降)の学生地域経済論Ⅱを必ず履修してください。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/user/index.php?id=18836
キーワード 地域経済、地域間交易、地域成長、地域間格差、都市経済、集積の経済
Key Word(s) Regional economy, Interregional trade, Regional growth, Regional disparity, Urban economics, Agglomeration economy
学修内容 第1回 地域経済学の対象と目的(イントロダクション)
第2回~第4回 地域所得の決定
 ・地域所得の概念
 ・ケインズの所得支出アプローチ
 ・地域乗数と域外リーケッジ
第5回~第6回 地域経済成長
 ・経済成長の分析アプローチ
 ・新古典派経済成長モデル
 ・技術進歩(全要素生産性)の測定
第7回~第9 回 地域間交易
 ・特化係数
 ・リカードの交易理論(比較優位の理論)
 ・ヘクシャー=オリーン命題(要素比率理論と要素価格均衡理論)
第10~第12回 都市と集積
 ・集積の経済と都市化
 ・集積の不経済
第13回~第14回 生産要素の移動
 ・地域間人口移動
 ・地域間人口の最適配置
第15回 地域間格差
 ・格差・不平等度の指標
 ・地域成長と地域間格差の収束
事前・事後学修の内容 事前学習:授業で扱うトピックに関連する経済事象や経済政策について、参考書やウェブサイトを活用して調べること。
事後学習:授業で提示された課題に取り組みながら、授業内容についてもう一度復習すること。
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:150分/回

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