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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・社会
科目名 政治学
せいじがく
politics
受講対象学生 教育学部, A 類
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 2年次
75 期生
卒業要件の種別 必修
政治学で卒業論文を作成するものは必修。
授業科目名 政治学演習Ⅰa
せいじがくえんしゅう いち えー
Politics seminar Ⅰa
単位数 1 単位
ナンバリングコード
edu-sosc-POLI2016-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 社会科学演習室

担当教員 馬原 潤二(教育学部)

MAHARA, Junji

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  本講では、近代の西洋政治思想の中核をなす思想家たちの言説に注目し、この時代の政治思想の系譜を説明する。
 前半では、フランス革命をはじめとする市民革命によって旧体制を打破する原動力となった思想的言説を中心にみることにしたい。
 後半では、市民革命後の来るべき秩序の構想にむけて苦闘した人たちの姿を追跡することにしたい。
 そして、これらの作業をとおして、現在進行形の思想課題としての近代がもっている意味を検証し、現代の政治的状況を批判的に再検討するための手がかりを提供できるようにしたい。
学修の目的  西洋政治思想史において語られてきたさまざまな学説についての知識を涵養し、現代政治を批判的に考察するための知恵や方法論を確立させることが目的である。
学修の到達目標 現実の政治的問題について、政治思想史の知識を生かして、自分なりの見解を論理的かつ説得的に説明できるようになることが目標である。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 学期中に2から3回レポートの提出を求める。
それによって評価を決定する。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 使用しない。
参考書 講義中に適宜指示する。
オフィスアワー 場所:政治学研究室
時間:必ず事前にアポを取って調整すること。
受講要件 意欲と好奇心を持つこと。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 近代性
Key Word(s) modernity
学修内容 第1回 起点:「近代」とは何か
第2回 背景:ギリシア哲学とキリスト教神学
第3回 萌芽:ルネッサンス精神の政治
第4回 転機:宗教改革のインパクト
第5回 基盤:自然科学の政治構想
第6回 反逆:武器としての自由主義思想
第7回 新古:権力分立構想のペルソナ
第8回 跳躍:啓蒙主義思想の「正義」
第9回 革命:社団国家から国民国家へ
第10回 批判:理性の自律と自然の計画
第11回 省察:歴史主義の秩序構想
第12回 包摂:弁証法的世界観と政治
第13回 進歩:功利原理の「良き統治」
第14回 極点:社会主義理論の挑戦
第15回 総括:近代=未完のプロジェクト?
事前・事後学修の内容 事前:歴史的事例の確認
事後:講義内容の確認
事前学修の時間:30分/回    事後学修の時間:100分/回

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