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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・社会 | |
科目名 | 政治学 | |
せいじがく | ||
Politics | ||
受講対象学生 |
教育学部, A 類 他類の学生の受講可 学部(学士課程) : 2年次 75 期生 |
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卒業要件の種別 | 必修 政治学で卒業論文を書くものは必修。 |
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授業科目名 | 政治学演習Ⅰb | |
せいじがくえんしゅう いち びー | ||
Politics seminar Ⅰb | ||
単位数 | 1 単位 | |
ナンバリングコード | edu-sosc-POLI2016-002
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
木曜日 7, 8時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 社会科学演習室 | |
担当教員 | 馬原 潤二(教育学部) | |
MAHARA, Junji | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 本講では、現代の政治思想の中核をなす思想家たちの言説に注目し、その大まかな流れを概観的に説明する。 前半では、19世紀的秩序の崩壊と全体主義の台頭を経験した思想家たちの言説に焦点を絞り、彼らの同時代診断を中心に説明する。 後半では、全体主義以後に「手すり無き思考」を余儀なくされた思想家たちが提示した理論的な取り組みの軌跡を追うことにする。 それらの取り組みをとおして、現代政治思想の問題状況を確認し、「今・ここ」のあり方を批判的に検討するための手がかりを提供できるようにしたい。 |
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学修の目的 | 現代政治思想の知識を涵養するとともに批判的思考能力を向上させることが目的である。 |
学修の到達目標 | 現実の政治的問題について、現代政治理論の知識を生かして、自分なりの見解を論理的かつ説得的に説明できるようになることが目標である。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | レポートの提出を要求する(80%)。 また、時折行う討議への貢献なども評価の対象とする(20%)。 |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業アンケート結果を受けての改善点 | |
教科書 | 使用しない。 |
参考書 | 講義中に適宜指示する。 |
オフィスアワー | 場所:政治学研究室 時間:事前にアポを取って調整すること。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | ポストモダン 全体主義 |
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Key Word(s) | postmodern totalitarianism |
学修内容 | 第1回 提起:思想課題としての「現代」 第2回 反逆:近代的価値観の解体 第3回 診断:出口なき社会の先に 第4回 台頭:政治現象としての大衆 第5回 革命:赤の革命と黒の革命と 第6回 決断:能動的ニヒリズムの心情と論理 第7回 乱立:全体主義分析のプリズム 第8回 再考:「自由」の境界線 第9回 復権:新しい政治哲学のために 第10回 論争:公共圏の政治理論をめぐって 第11回 挑戦:新しい「正義」の理路 第12回 逆襲:共通「善」構想の政治 第13回 挑発:ポスト・モダンと政治の死? 第14回 課題:ラディカル・デモクラシーの射程 第15回 総括:現代政治思想批判 |
事前・事後学修の内容 | 予習の必要はない。ただし、講義で紹介した文献に目を通すなどのフォローをおこなうこと。講義はきっかけに過ぎないので、講義後に自分なりの問題意識をもって知識を吸収する習慣をつけることが望ましい。 |
事前学修の時間: 事後学修の時間:100分/回 |