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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学部・教育の基礎的理解に関する科目
科目名 教職実践演習
きょうしょくじっせんえんしゅう
Seminar on educational practice
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 4年次
73 期生
本科目は技術・ものづくり教育コースAⅠ類の学生を対象としています。
卒業要件の種別 必修
本授業の単位は、教員免許状取得に必須です。
授業科目名 教職実践演習(技術・幼小)
きょうしょくじっせんえんしゅう
Seminar on educational practice
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-comn-PRAC4412-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

原則として4年次後期に実施するが、教育実践等を夏期~秋期にかけて実施する場合もある。

開講時間 火曜日 11, 12時限; 水曜日 1, 2時限
第1回~第4回・第15回は、水曜日1コマに開講する。 第5回~14回は、火曜日6コマに開講する。
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 第1回~第4回・第15回は、教育学部1号館
第5回~第14回は、技術棟T-201

担当教員 伊藤敏子、中西良文、田中里佳(以上、学校教育講座)
松岡 守、松本金矢、中西康雅(以上、技術・ものづくり教育講座)

ITOU, Toshiko; NAKANISHI, Yosihumi; TANAKA, Rika
MATUOKA, Mamoru; MATSUMOTO, Kinya; NAKANISHI, Yasumasa; UOZUMI, Akio

SDGsの目標
連絡事項 受講要件が「技術科教育法Ⅲ」と「技術科教育法Ⅳ」を履修済となっていますが,「技術科教育法Ⅰ」と「技術科教育法Ⅲ」の誤りです。
以下,訂正します。

誤:「技術科教育法Ⅲ」と「技術科教育法Ⅳ」

正:「技術科教育法Ⅰ」と「技術科教育法Ⅲ」

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 授業は、2つのパートからなる。授業の規模は20人程度とし、原則として演習形式とする。第1パート(第1回~第4回)では、三重県を中心とした地域の教育問題や幼・小の発達段階に関する知識・理解を確認する。
第2パート(第5〜15回)では、地域特有の課題やそれに対する取り組みについて具体的な事例を基にディスカッションを行ったり、保育•療育•教科教育の内容や子どもの発達理解にもとづいた実践を行う。幼児期から小学校低学年へのなめらかな接続や小学校高学年から中学校への連携も視野に入れる。
学修の目的 一人一人の履修状況や到達度の把握及び授業課題の遂行を通して、実地研究等で身につけた実践力が、保育•療育•教科教育に必要な理論と統合され、確かな実践的指導力が形成されているかを確認する。
学修の到達目標 ① 学校の社会的役割と教師の資質を理解し、問題解決することができる。
② 幼児・児童の発達・学習をめぐる現代の教育問題に対して適切な理解を示すことができる。
③ 学級・学校経営に必要な関係者との連携・協力の重要性を理解し、関係者との連携を活かした問題解決を示すことができる。
④ 具体的な課題に対するグループ討論、模擬的な実践・分析検討を通して、三重県を中心とした地域における現代的な教育問題や幼小の発達段階を踏まえた授業内容・方法を具体的に提示し考察することができる。 
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
○教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 第1回〜第4回・15回で30%、第5回〜14回で70%(合計60%以上で合格)
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 授業時における学生との討論や,学生からの意見・要望等に応じ,授業を改善する。
教科書 授業において必要な教科書は適宜紹介する。
参考書 授業において必要な参考書は適宜紹介する。
オフィスアワー 時間:水曜日12:00~13:00
場所:技術科教育学研究室
受講要件 技術科教育法Ⅲと技術科教育法Ⅳを履修済であること。
予め履修が望ましい科目 ものづくり教材研究または技術科教育法Ⅰ,技術科教育法Ⅱ,技術科教育法Ⅲ,技術科教育法Ⅳ
発展科目
その他 演習では,まず附属学校園や地域連携校等の特練や研究発表会に参加し,学校現場の今日的な課題について協議する取組を行う。次に,これらの課題を解決する実践案をグループごとに構想し,さらにはその実践案を基に,実際に学校現場に出向いて,授業実践を行う。最後に,これら一連の活動を振り返り,学校現場の教員より指導・助言を受ける。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 今日的課題,授業参観,授業実践
Key Word(s) Today Issues of Education, Classroom Visitations, Teaching Practice
学修内容 第1回 学校教育講座教員
オリエンテーション:4年前期までの教育実地研究やボランティア体験等で学んだ事柄等に基づいてグループや個人で省察する。学びの履歴を基にした学生自身のカリキュラム体験の省察と目標設定を行う。幼小の連結に関する基礎的理解をする。

第2~4回は,P1~P3の3グループに分かれて演習を行う。グループ分けは別途案内する。各回の授業内容と担当教員は以下のとおり。

回  2 3 4
P1 a b c
P2 c a b
P3 b c a

a)伊藤敏子
教育現場の多様性・学校の社会的役割と教師の資質について仮想的な問題を提示し,グループで解決策を探求する。
b)田中里佳
幼児・児童の発達・学習をめぐる現代の教育問題(授業場面)について仮想的な問題を提示し,グループで解決策を探求する。
c)中西良文
コミュニケーション能力開発に焦点化される近年の教育現場における課題について,実際にコミュニケーションを取りながらグループで解決策を探求する。

【第5回~第14回は、技術・ものづくり教育講座の教員が担当する。】
第5回 学校現場における今日的課題について(1)(ガイダンス)
第6回 学校現場における今日的課題について(2)(学校現場の教員との対話)
第7回 学校現場における今日的課題について(3)(授業参観)
第8回 学校現場における今日的課題について(4)(参観後の検討)
第9回 今日的課題と実践案の作成(材料加工)
第10回 今日的課題と実践案の作成(エネルギー変換)
第11回 今日的課題と実践案の作成(情報)
第12回 今日的課題と実践案の作成(生物育成)
第13回 授業実践
第14回 授業実践の協議

第15回 三重県教育委員会事務局による講話(予定)
第16回 教職実践演習のまとめ(学部全体/学びのあしあとの回)
事前・事後学修の内容 第5回~第14回は、学校現場における今日的課題についてグループ毎に取り組み,その解決策を具体的な授業実践案としてまとめ,実際に学校現場で授業を行い,その成果と課題について協議する。
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:90分/回

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