三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部法律経済学科
受講対象学生
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 【遠隔】地域経済分析
ちいきけいざいぶんせき
Regional Economic Analysis
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-laec2240-013
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

開講時間
授業形態

オンライン授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 朝日 幸代(人文学部法律経済学科)

ASAHI Sachiyo

実務経験のある教員 朝日幸代
日本経済新聞社で経済データ・情報を扱い分析した業務経験がある。講義では地域経済学の考え方や理論について、身近な社会の事象や経済問題を経済データやメディア情報を用いて研究に活用できる内容を扱っている。

SDGsの目標
連絡事項 本講義のMoodleのURL
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=19041

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 この講義では、地域経済データを用いて、計量経済学的方法で分析する方法を解説し、地域経済の現状把握が可能になる分析事例や地域経済データや地域環境関連データを統計学的に処理することを学ぶものである。そこで用いるデータは三重県や愛知県など近隣のデータも用いる予定である。
地域経済データや地域産業データ、地域の環境関連データについては、テレビや新聞など数多くのメディアに取り上げられているデータを用いる他、地域産業連関表を用いた分析も行う。
学修の目的 受講生が独自に地域の経済および環境、産業分析を行え、地域経済について、自ら研究を行えることになることを第1の目的とする。
学修の到達目標 地域経済データを自ら用意し、統計学、計量経済学的手法を活用することによって分析することを理解する。様々な地域問題について、データから考える。
 地域経済の現状を理解し、議論するための分析手法の習得を目指す。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
 現代社会・地域社会の課題に挑戦する積極性を備える。
 自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 3回の課題のレポート70%、毎回の出席により出される復習状況30%、計100%。
出席しない学生や講義中に課す課題を行なわない学生は評価の対象としない。
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点  履修する学生さんのコンピュータ操作能力も考慮しながら、確実に理解できるように進める。
 復習が常にできるように、講義で利用する資料はファイル形式で配布する。
教科書 テキストは使用せず、課題のファイルを提供する。
参考書 『産業連関分析入門 』日経文庫 宮沢健一(日本経済新聞社)
『エコノメトリックス』 伴金美・中村二朗・跡田直澄 (有斐閣)
『Excelによる産業連関分析入門』 井出 真弘 (産能大学出版部)
『実践 計量経済学入門』、山澤成康(日本評論社)その他は講義中に紹介する。
オフィスアワー 講義終了後に行う。(事前にメールで連絡していただいてもかまいません)
受講要件 EXCEL操作やインターネットの利用、PC上でデータおよび文章入力などができる学生を対象とする。
予め履修が望ましい科目 計量経済学
発展科目
その他 実習形式の講義のため、欠席をすると講義内容が理解できなくなります。必ず出席してください。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=19041
キーワード 地域経済の現状をデータで知る、地域経済データ、地域産業連関分析
Key Word(s) Regional economic data analysis, regional input-output analysis , Understanding the current state of the regional economy with data
学修内容 第1回 地域経済データの特性と種類
第2回 地域特性の分析
第3回 地域比較 記述統計(1)
第4回 地域比較 記述統計(2)
第5回 回帰分析の考え方、地域データを活用した回帰分析
第6回 地域における生産関数
第7回 地域における人口、および動態の分析
第8回 ダミー変数を用いた分析
第9回 地域調査の概要 調査結果単純集計とクロス集計
第10回 地域工業統計利用、特化係数
第11回 地域産業連関分析の概要
第12回 地域産業連関表の利用方法(1)
第13回 地域産業連関表の利用方法(2)
第14回 産業間の関係性を見出す
第15回その他 地域経済の波及効果分析
事前・事後学修の内容 講義終了後、以下を復習し、次回の講義に取り組む。
第1回 地域経済データの種類と出典を復習する
第2回 地域経済データを用いて統計処理できるか
第3回 地域間比較の分析を復習する
第4回 記述統計の方法を理解しているか確認する
第5回 回帰分析の意味をりかいしているか確認する
第6回 生産関数を理解しているか確認する
第7回 ダミー変数の扱いについて理解する
第8回 地域調査を実施することを想定して考える
第9回 データ収集とデータのとりまとめを考える 地域の工業統計の特徴と利用を復習する
第10回 地域産業連関分析を理解しているか確認
第11回 地域産業連関表の特徴を理解しているか
第12、13回 地域産業連関表を利用した分析方法を復習
第14回 感応度係数と影響力係数を復習する
第15回 雇用、環境問題を扱った分析結果を考える
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:150分/回

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