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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命化学科・全教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 選択
選択推奨科目(生命機能化学教育コース、海洋生命分子化学教育コース)
授業科目名 環境化学概論
かんきょうかがくがいろん
Introduction to Environmental Chemisty
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-3141-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 新島 聖治 (非常勤講師)

NIIJIMA, Seiji

実務経験のある教員 平成16年4月1日~現在
三重県工業研究所 窯業研究室
環境科学は,「大気・水・土壌・生物などの自然環境と人間とのかかわりを科学的に探究する学問分野(荒木 峻,環境科学辞典,東京化学同人)」といわれ,対象が極めて広い.ここでは,環境汚染と資源循環に焦点をあて,主に化学の視点から大気環境,水質環境,土壌環境,食糧,放射能,廃棄・循環などを解説する.

SDGsの目標
連絡事項 ナンバリングコードが判らず,以前のままです。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 環境科学は,「大気・水・土壌・生物などの自然環境と人間とのかかわりを科学的に探究する学問分野(荒木 峻,環境科学辞典,東京化学同人)」といわれ,対象が極めて広い.ここでは,環境汚染と資源循環に焦点をあて,主に化学の視点から大気環境,水質環境,土壌環境,食糧,放射能,廃棄・循環などを解説する.
学修の目的 環境汚染や資源循環などの諸問題を知り,さらに環境科学にかかる基礎知識を学習することにより,これら諸問題に対する解決方法を考察できるようになることを目的とする.
学修の到達目標 大気汚染,水質汚染,土壌汚染,食糧,放射能,廃棄・循環などの基礎知識を習得し,論理的な思考に基づき,説明することができる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 (2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 課題提出状況等(授業にとりくむ姿勢)と定期試験の結果を総合的に判断する.
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 判りやすい講義をめざし,ゆっくり説明し,学生が自ら学ぶ機会を促進する.
教科書 教科書は使用しない(授業概要資料を配布する)
参考書 「環境科学」(金原粲監修,実教出版),「地球環境学入門」(山﨑友紀著,講談社)
オフィスアワー 講義実施日の10:30-11:00,(学内連絡役:稲垣穣教授,生物資源学部665号室)
受講要件 多数の場合は第1回目の受講者を優先する.講義,試験の座席は指定する.
予め履修が望ましい科目 一般的な無機化学,有機化学を履修していることが望ましい.
発展科目 環境にかかる科目.
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 環境科学,環境化学,環境汚染,資源循環
Key Word(s) Environmental science, Environmental chemistry, Environmental pollution, Material cycle
学修内容 講義資料を予め配布する.毎週の講義までに予習し,講義後は理解の補完と整理のための準備学修を⾏うこと.

1.講義概要・成績評価法の説明,環境科学・環境化学
2.⼤気環境1:大気と空気,大気汚染物質,光化学スモッグ
3.⼤気環境2:酸性⾬,オゾン層破壊,地球温暖化
4.⽔環境1:⽔の性質,水の分布・循環,水質汚染
5.⽔環境2:水質汚染の現状,水の浄化技術
6.⼟壌環境1:土壌と土,土壌の機能,土壌の質
7.⼟壌環境2:土壌劣化,土壌保全,土壌の修復
8.中間まとめ
9.⾷糧と環境:⾷糧と人口,食糧問題
10.廃棄:廃棄物の分類,食品廃棄物,プラスチックごみ
11.資源循環:循環型社会,サーキュラーエコノミー,3R
12.放射能1:放射能と放射線,放射線の発生と原理,放射線の利用
13.放射能2:身近な放射線,人体への影響,放射性廃棄物
14.化学物質:化学物質の二面性,環境リスク
15. 環境問題とモノづくり産業:SDGs,カーボンニュートラル,再生可能エネルギー
16.定期試験
事前・事後学修の内容 講義概要資料を予め配布する.毎週の講義までに予習し,講義後は理解の補完と整理のための準備学修を行うこと.

1.講義概要・成績評価法の説明,環境科学・環境化学
  予習:SDGs,地球環境など
  復習:授業内容について資料をよく読んで理解する,内容をまとめたノートを作成する.
2.⼤気環境1:大気と空気,大気汚染物質,光化学スモッグ
  予習:⼤気の組成,窒素酸化物,硫⻩酸化物など
  復習:授業内容について資料をよく読んで理解する,内容をまとめたノートを作成する.
3.⼤気環境2:酸性⾬,オゾン層破壊,地球温暖化
  予習:⼤気の循環,⼆酸化炭素の増加,温室効果ガスの種類など
  復習:授業内容について資料をよく読んで理解する,内容をまとめたノートを作成する.
4.⽔環境1:⽔の性質,水の分布・循環,水質汚染
  予習:水素結合の特徴,⽔質基準やその評価⽅法など
  復習:授業内容について資料をよく読んで理解する,内容をまとめたノートを作成する.
5.⽔環境2:水質汚染の現状,水の浄化技術
  予習:富栄養化,有機物,屎尿処理下⽔処理など
  復習:授業内容について資料をよく読んで理解する,内容をまとめたノートを作成する.
6.⼟壌環境1:土壌と土,土壌の機能,土壌の質
  予習:土壌の種類,役割など
  復習:授業内容について資料をよく読んで理解する,内容をまとめたノートを作成する.
7.⼟壌環境2:土壌劣化,土壌保全,土壌の修復
  予習:砂漠化,バイオリメディエーションなど
  復習:授業内容について資料をよく読んで理解する,内容をまとめたノートを作成する.
8.中間まとめ
  予習:前半の講義資料を読み返して,疑問に思う点を書き出し,それらについて調べて知識を確実にする.
  復習:まとめの講義を聴いた後で,疑問点が解決したか点検する.分からない処をさらに調査する.
9.⾷糧と環境:⾷糧と人口,食糧問題
  予習:食料生産システム,食料自給率など
  復習:授業内容について資料をよく読んで理解する,内容をまとめたノートを作成する.
10.廃棄:廃棄物の分類,食品廃棄物,プラスチックごみ
  予習:廃棄物処理,食品ロス,海洋プラスチック問題など
  復習:授業内容について資料をよく読んで理解する,内容をまとめたノートを作成する.
11.資源循環:循環型社会,サーキュラーエコノミー,3R
  予習:3Rの内容,マテリアルリサイクルなど
  復習:授業内容について資料をよく読んで理解する,内容をまとめたノートを作成する.
12.放射能1:放射能と放射線,放射線の発生と原理,放射線の利用
  予習:放射線の種類と特徴など
  復習:授業内容について資料をよく読んで理解する,内容をまとめたノートを作成する.
13.放射能2:身近な放射線,人体への影響,放射性廃棄物
  予習:ベクレルやシーベルトなどの単位,除染など
  復習:授業内容について資料をよく読んで理解する,内容をまとめたノートを作成する.
14.化学物質:化学物質の二面性,環境リスク
  予習:身の回りの化学物質,特定化学物質など
  復習:授業内容について資料をよく読んで理解する,内容をまとめたノートを作成する.
15. 環境問題とモノづくり産業:SDGs,カーボンニュートラル,再生可能エネルギー
  予習:エネルギー問題,水素の性質など
  復習:授業内容について資料をよく読んで理解する,内容をまとめたノートを作成する.
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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