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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 工学部電気電子工学科/総合工学科電気電子工学コース ・基礎教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 統計力学(電気)
とうけいりきがく
Statistical Mechanics
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-PHYS-2
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 別途アナウンスする。

担当教員 内海裕洋(電気電子コース・工学部物理工学科)

UTSUMI, Yasuhiro

SDGsの目標
連絡事項 授業形態は予定です。変更になる場合もあります。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 熱力学および統計力学は磁性体や半導体など物質の性質を研究する物性物理学はもとより、現代テクノロジーの基礎となる学問である。また、解析力学、電磁気学、量子力学とともに大学物理の基礎と位置づけられており、確率・統計的手法や、情報理論でも用いられるエントロピーの概念に基づき微視的な力学法則から出発して、巨視的現象を理解する。本講義では、熱・統計力学の基本を着実に身につけることをねらいとする。
学修の目的 1.エントロピーや分配関数など統計力学における概念を理解する。
2.統計力学と熱力学のつながりを理解する。
学修の到達目標 指定した教科書を確実に理解し、専門科目の土台とできる。
基本的な演習問題が解ける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 多面的な思考能力と素養:日本や世界各国の種々の時代や地域には、多様な考え方が存在していることを学び、様々な立場から互いの意見を尊重して相互に理解できる。【認知的領域】
 技術者倫理:電気電子工学の基礎知識を身につけ、科学技術が社会や自然環境に及ぼす影響を理解し、責任ある技術者として行動できる。【情意的領域】
○基礎知識と専門知識:数学、自然科学、情報技術、並びに電気電子工学に関する基礎及び専門知識を修得し、それらの知識を応用できる。【認知的領域】
 デザイン能力・ものづくり能力:電気電子工学の基礎と専門知識を基にして、関連した情報の収集を図り、課題を解決する手法を提案でき、それに基づいて「ものづくり」を行える。【技能表現領域】
 コミュニケーション能力:実験した内容や考察した内容、調査した内容を図、表等を利用して文書により表現し、他人に説明できる能力、討論を行える。専門とする分野の英語で書かれた文献について理解し、説明できる。【技能表現領域】
○自主的継続的学習能力:電気電子工学に関連する種々の分野に関心を持ち、未知な分野が広がっていることを感じて、自主的、継続的な学習が必要であることを認識できる。【情意的領域】
 制約下での仕事の推進・統括:電気電子工学分野の基礎に関する与えられた課題または自ら設定した課題について、計画的に物事を進め、期限までにまとめて報告書を提出できる。【認知的領域】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 課題50%および試験50%、計100% (合計が60%以上で合格)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 熱・統計力学 / 戸田盛和著 (岩波書店 , 1983 物理入門コース/戸田盛和,中嶋貞雄編 ISBN :4000076477)
参考書 熱力学および統計物理入門 http://opac.lib.mie-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA38585498
熱力学の基礎 http://opac.lib.mie-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB10292038
統計力学 http://opac.lib.mie-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA88185786
大学演習熱学・統計力学 http://opac.lib.mie-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BN01015417
オフィスアワー 特に指定しませんが電子メール(utsumiアットマークphen.mie-u.ac.jp)で、あらかじめアポイントメントをとってください.
受講要件
予め履修が望ましい科目 授業中に解説するが、数学科目全般(基礎微分積分学、基礎線形代数学、複素関数論、確率・統計、フ-リエ解析と偏微分方程式、ベクトル解析、等)と基礎物理学全般に関する科目を履修していることが望ましい。また同時期開講の、解析力学、電磁気学Ⅰ、量子力学Ⅰ、情報理論等も履修すると、より深い理解につながる。
発展科目 量子力学、電磁気学、物性物理学I・II等、物性分野に関する科目全般
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 熱力学、統計力学
Key Word(s) Thermodynamics, Statistical mechanics
学修内容 教科書「熱・統計力学」戸田盛和(岩波書店)に沿って進む。
第1回 温度と熱
第2回-第5回 熱力学第1法則、熱力学第2法則
第6回  気体と分子
第7回-第8回  気体分子の分布確率
第9回-第11回  古典力学的な体系、量子力学的な体系
第12回-第13回  量子力学的な体系
第14回-第15回  量子論的理想気体
第16回 試験
事前・事後学修の内容 章が終わるごとに教科書の章末問題を解くこと。章末問題は課題として10回に分けて出題する予定です。
事前学修の時間:    事後学修の時間:240分/回

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