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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 工学部電気電子工学科/総合工学科電気電子工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 光エレクトロニクス
ひかりえれくとろにくす
Opto-electronics
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-EMAT-3
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 工学部教室

担当教員 松井 龍之介(工学部電気電子工学科/総合工学科電気電子工学コース)

MATSUI, Tatsunosuke

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 マルチメディア時代を支える基幹技術の一つとして,オプトエレクトロニクスがエレクトロニクスに占める重要性はますます高まりつつある。本講義は,レーザ光を中心として物質と光のかかわり合いを考察する量子エレクトロニクスを中心に,光技術の進展を支えている各種の光デバイスの構造,基本動作,応用等について,可能な限り平易に講義する。
学修の目的 光学デバイスの基礎知識及び応用技術を身につけることを目的とする。
学修の到達目標 光学の基礎知識を理解し,デバイスと関連が理解できる。LED,半導体レーザ,ディスプレイ,太陽電池について概要が理解できる。

講義およびレポートにより、学習・教育目標における「基礎・専門知識」、「自主的継続的学習能力」、「制約下での仕事の推進・統括」の能力を身に付ける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 多面的な思考能力と素養:日本や世界各国の種々の時代や地域には、多様な考え方が存在していることを学び、様々な立場から互いの意見を尊重して相互に理解できる。【認知的領域】
 技術者倫理:電気電子工学の基礎知識を身につけ、科学技術が社会や自然環境に及ぼす影響を理解し、責任ある技術者として行動できる。【情意的領域】
 基礎知識と専門知識:数学、自然科学、情報技術、並びに電気電子工学に関する基礎及び専門知識を修得し、それらの知識を応用できる。【認知的領域】
 デザイン能力・ものづくり能力:電気電子工学の基礎と専門知識を基にして、関連した情報の収集を図り、課題を解決する手法を提案でき、それに基づいて「ものづくり」を行える。【技能表現領域】
 コミュニケーション能力:実験した内容や考察した内容、調査した内容を図、表等を利用して文書により表現し、他人に説明できる能力、討論を行える。専門とする分野の英語で書かれた文献について理解し、説明できる。【技能表現領域】
 自主的継続的学習能力:電気電子工学に関連する種々の分野に関心を持ち、未知な分野が広がっていることを感じて、自主的、継続的な学習が必要であることを認識できる。【情意的領域】
 制約下での仕事の推進・統括:電気電子工学分野の基礎に関する与えられた課題または自ら設定した課題について、計画的に物事を進め、期限までにまとめて報告書を提出できる。【認知的領域】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

* 「感じる力」:高い倫理性、強いモチベーションのモチベーション,「考える力」:課題探求力、科学的推論力、クリティカル・シンキング力など,「コミュニケーション力」:国語力、実践外国語力、情報発信力、発表・討論・対話力など,「生きる力」:実践力、問題解決力、専門的知識・技術としての総合力

○ JABEE 関連項目
学習・教育目標との関連:基礎・専門知識(0.8)、自主的継続的学習能力(0.1)、制約下での仕事の推進・統括(0.1)
成績評価方法と基準 以下の方式で配点を行い,総合の60%以上を合格とする。
レポートおよび小テスト:20%
定期試験:80%
(5回以上遅刻や欠席したものは,定期試験を受験できない)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 教育方法の工夫:
講義資料PDFは事前にmoodleからダウンロードできるように準備しており、重要事項は学生が記入するように空欄にしている。

これまでの改善点:
光学に関する学生の理解度を確認して授業を進めた。関連分野の話題を紹介し,学生が継続して興味をもてる授業を行った。各講義の開始時に、前回の内容の理解度を確認する演習を行い,学生の理解の定着を促す工夫を行った。
教科書 基礎光エレクトロニクス(藤本、森北出版)
参考書 光エレクトロニクス(神保,オーム社),オプトエレクトロニクス入門(桜庭,森北出版),光エレクトロニクス(山田,森北出版),図解 電子デバイス(菅・川畑・矢野・田中共著,産業図書),半導体デバイスの基礎(桜庭,森北出版)
オフィスアワー 毎週金曜日 12:00-13:00
教員室: 電子情報棟 3階1318室
電子メールアドレス:matsui@elec.mie-u.ac.jp
受講要件
予め履修が望ましい科目 エレクトロニクス概論,半導体工学
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 半導体,光デバイス,LED,レーザ,ディスプレイ,太陽電池
Key Word(s) Semiconductors, Optoelectronic Devices, LED, Laser, Display, Photovoltaic Devices
学修内容 第1回:ガイダンス,光エレクトロニクスとは
第2回:波の基本的性質
第3回:光と電磁波
第4回:偏光
第5回:光導波路と光ファイバ
第6回:レーザー光
第7回:レーザー光の発生
第8回:各種レーザ
第9回:半導体の基本的事項(エネルギー帯構造)
第10回:半導体の基本的事項(半導体の接合)
第11回:半導体レーザー
第12回:種々の半導体レーザー、テラヘルツ電磁波
第13回:偏光素子・フラットパネルディスプレイ
第14回:受光素子
第15回:光制御素子・光エレクトロニクス応用
第16回 期末試験
事前・事後学修の内容 毎回の授業の開始時に,前回の講義内容の理解度を確認するための小テストを行う。
それによって、光エレクトロニクスの理解を深めると共に、課題探求力、科学的推論力を養う。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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