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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部法律経済学科
受講対象学生 2023年度以前入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 特殊講義 政治社会学Ⅱ
とくしゅこうぎ せいじしゃかいがく に
Political sociology Ⅱ
単位数 2 単位
受講対象学生 2024年度以降入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 特殊講義 政治社会学Ⅱ
とくしゅこうぎ せいじしゃかいがく に
Political sociology Ⅱ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-laec2210-028
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 岡田 宏太郎(非常勤講師)

OKADA,Kotaro

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 人間の社会的行為、社会の成り立ちについての原理的考察を深めながら、宗教改革、絶対王政、主権国家、産業資本主義等の近代の諸制度の成立と展開について理解し、さらに、現代社会と政治の行方について、やはり原理的次元からの展望を試みる。この中で、社会科学の古典的文献に親しんでいくが、特に今日的状況についての考察のために、流行の小説、アニメ等も積極的に取り上げていく。
学修の目的 近現代の社会と個人の成立と、その特質についての原理的理解を深めることで、マクロな社会現象から身近な人間関係まで、自分なりに分析する手がかりを得たい。また、社会科学の古典的文献の基本的論点、基本的概念のいくつかを知り、特にポスト・モダンへの移行をめぐっての、それらの今日的意義を再確認していきたい。
学修の到達目標 1、人間の社会的行為を把握する視点、方法について一定の理解を得る。
2、1に基づき、近代社会の成立と展開、その特質について基礎的理解を得る。
3、1に基づき、今日の社会の危機の諸相を理解し、それらをのり越える展望、可能性を考察する視座を得る。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
 現代社会・地域社会の課題に挑戦する積極性を備える。
 自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末試験による(60%以上で合格)。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 講義内容を取捨選択し、話の流れをさらに改善したい。また、質問を定期的に回収する仕組みを設け、重要な質問については授業時間内に答え、受講者全員で共有したい。
教科書 特定の教科書は使用しない。
参考書 大塚久雄『宗教改革と近代社会』(みすず書房)、M・ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 』(岩波文庫) 、K・マルクス『資本論』(岩波文庫等)、A・ギデンズ『暴走する世界』(ダイヤモンド社)、『モダニティと自己アイデンティティ』(ちくま学芸文庫)、大澤真幸『不可能性の時代』(岩波新書)、斉藤幸平『人新世の「資本論」』 (集英社新書)
オフィスアワー 非常勤講師なので質問等は授業の前後にお願いします。なお、授業時間内に質問を回収する仕組みを設けます。
受講要件 特にないが、講義のテーマに関心をもっていることが望ましい。
予め履修が望ましい科目 特殊講義[政治社会学Ⅰ]
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18998
キーワード 社会的行為、主権国家、プロテスタンティズム、労働の疎外、ポスト・モダン
Key Word(s) nature of social action, sovereign state, Protestantism, alienation of labor, post modernity
学修内容 1、講義:社会の構成と「差異」
2、講義:社会の構成の諸次元
3、講義:近代における「合理化」
4、講義:プロテスタンティズムと「ピエテート」抑圧
5、講義:宗教改革と絶対王政
6、講義:主権国家体制の成立
7、講義:宗教改革と近代の資本主義
8、講義:カルヴァンの「予定説」
9、講義:市民革命と近代社会の諸様相
10、講義:労働の疎外
11、講義:ケインズ主義的経済政策と「新自由主義」
12、講義:モダン(近代)の本質、パラドクスと危機
13、講義:モダンの展開とセルフ・アイデンティティ
14、講義:モダンとポスト・モダン
15、講義:ポスト・モダンの今日的状況
事前・事後学修の内容  各回の講義は、相互に関連しあって全体の内容を構成していくので、継続的に出席し、前回までの内容をよく復習し、次の講義に備えることがのぞましい。また、講義の中で、重要ポイント、キーワードを明示していくので、期末試験に向けてそれらをおさえていくこと。
 参考文献のうち、講義で取り上げ取り組みやすくなったものから読んでみること。分からないことは、積極的に質問し解決していくこと。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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