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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 工学研究科(博士前期課程)電気電子工学専攻
領域 主領域 : E
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択
授業科目名 物性物理学特論
ぶっせいぶつりがくとくろん
Advanced Condensed Matter Physics
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-PHYS-5
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 1, 2時限
都合に合わせて調整可能です。
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 19番教室

担当教員 内海裕洋(工学部物理工学専攻)

UTSUMI, Yasuhiro

utsumiアットマークphen.mie-u.ac.jp

SDGsの目標
連絡事項 授業形態は予定です。変更になる場合もあります。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 ナノサイエンスのうち、量子回路素子の物理を中心とした、現代的な物性物理学(メゾスコピック系の量子物理)の講義を主題とする。The topic of this lecture is Nano-science, especially the physics of solid-state quantum devices (mesoscopic quantum physics).
学修の目的 講義を通じて、メゾスコピック系の量子物理の一端(量子輸送理論、スピントロニクス素子、超電導量子ビットの原理等)を紹介する。またその研究手法の基本を身につける。The aims of this lecture are two-fold: to learn several modern topics in the mesoscopic quantum physics (quantum transport theory, spintronic quantum devices, superconducting quantum bits) and to learn basic theoretical methods to tackle related problems.
学修の到達目標 物性物理学の現代的な理論の基礎を習得することが期待される。After this lecture, students will be able to learn several modern topics of the condensed matter physics.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 レポート100%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業アンケート結果を受けての改善点
教科書
参考書
オフィスアワー 特に指定しませんが電子メール(utsumiアットマークphen.mie-u.ac.jp)で、あらかじめアポイントメントをとってください.
受講要件 物理数学・解析力学・統計力学・量子力学・電磁気学などの基礎を身につけていることがのぞましい.
予め履修が望ましい科目 物性物理学を履修していることがのぞましい.
発展科目
その他 英語対応授業である。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード メゾスコピック系の量子輸送理論、スピントロニクス、超電導量子ビット
Key Word(s) Mesoscopic quantum transport, Spintronics, Superconducnting qubit
学修内容 第1回~第4回 輸送理論の復習 (1-4: Classical electric and thermo-electric transport theory)
第5回~第10回 第2量子化、グリーン関数と摂動論 (1-10: Second quantization, the Green function and the perturbation theory)
第11回~第12回 線形応答理論とランダウアー公式、スピン輸送 (11-12: Linear response theory, the Landauer formula and spintroic quantum transport theory)
第13回~第15回 超電導量子ビットの基礎理論 (13-15: Physics of superconducting quantum bits)
事前・事後学修の内容 講義の後にレポート課題を出題します
事前学修の時間:    事後学修の時間:240分/回

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