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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 医学部看護学科
老年看護学
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
授業科目名 認知症と看護
にんちしょう と かんご
Dementia Nursing
単位数 1 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-DEME-2601-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 第1講義室(看護学科棟3階)

担当教員 磯和勅子(医学部看護学科)、〇平松万由子(医学部看護学科) 、 北川亜希子(医学部看護学科)他

ISOWA,Tokiko HIRAMATSU,Mayuko KITAGAWA,Akiko

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 認知症の病態と関連要因を理解し、認知症の人の生活の質を高めるケアの視点および家族支援の視点から看護展開できる基礎的能力を養う
学修の目的 1.認知症の病態と関連要因を理解する
2.BPSDと生活への影響のアセスメントの視点を理解する
3.認知症の人に対する基本姿勢を理解する
4.認知症の人の心身を活性化させる生活のあり方について理解する
5.認知症の人の倫理について理解する
6.認知症の人の家族への支援方法について理解する
学修の到達目標 1.認知症の病態と関連要因について説明できる
2.BPSDと生活への影響のアセスメントの視点について説明できる
3.認知症の人に対する基本姿勢について説明できる
4.認知症の人の心身を活性化させる生活のあり方について説明できる
5.認知症の人の倫理における現状・課題および配慮点について説明できる
6.認知症の人の家族への支援方法について説明できる
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
○地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
○人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
 他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
 国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
 看護職としての責任感を持つ。
 科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
 保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業内容の範囲から出題される定期試験80%、課題レポート20%により評価する。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 学生が主体的に学ぶ場を多くする、認知症ケアの事例から学ぶ
教科書 新版 認知症の人びとの看護 医歯薬出版
系統看護学講座 専門分野Ⅱ 老年看護学 医学書院
系統看護学講座 専門分野Ⅱ 老年看護 病態・疾患論 医学書院
参考書 老年看護学概論 「老いを生きる」を支えることとは 南江堂
老年看護学技術  最後までその人らしく生きることを支援する 南江堂
オフィスアワー  水曜日11:00~12:00 
受講要件
予め履修が望ましい科目 老年看護学Ⅰ
発展科目 老年看護学実習 老年・在宅看護学実習
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 認知症の原因疾患、認知症ケアの理念、ヘルスアセスメント、心身機能の活性化、認知症の人のQOL、家族への支援、認知症の人の倫理
Key Word(s) Dementia Nursing
学修内容 1.認知症とは 認知症の病態と関連要因(治療、認知機能評価、中核症状と行動・心理症状)
2.認知症予防と認知症の人を取り巻く社会の動向
3.認知症の人に対する基本姿勢
4.中核症状・BPSD(行動・心理症状)と生活への影響のアセスメントとケア
5.認知症の人の心身の状態に配慮した生活環境の調整
6.認知症の人の心理・コミュニケーション①
7.認知症の人の心理・コミュニケーション②
8.認知症の人の倫理、認知症の人の家族への支援方法
事前・事後学修の内容 1.復習課題
老年看護学Ⅰで学習した高齢者看護の基礎知識と技術

2.予習課題
1)認知症の疾患と治療
2)認知症の人のヘルスアセスメント方法
3)認知症の人のケアの理念とケアの方法
4)認知症の人とのコミュニケーション方法
5)家族支援の方法 
6)認知症の人の倫理
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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