三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 地域イノベーション学研究科(博士前期課程)
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 必修
授業科目名 研究開発倫理特論
けんきゅうかいはつりんりとくろん
Research and Development Ethics
単位数 1 単位
ナンバリングコード
inov-inov-PHIL-5-0-1-1-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 7, 8時限
授業回数が全8回のため,11月から授業をおこなう.詳細については,10月にMoodleに掲載するので,確認しておくこと.
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 地域イノベーション研究拠点 4階 第2講義室

担当教員 狩野 幹人, 八神 寿徳

KANOU Mikihito, YAGAMI Hisanori

実務経験のある教員 狩野 幹人: 大学の産学連携・知財・リスクマネジメント部署における実務経験を踏まえた授業を実施する.
八神 寿徳: 大学の産学連携・知財部署における実務経験を踏まえた授業を実施する.

SDGsの目標
連絡事項 授業形態は「対面」を原則とするが,都合により対面不可の受講者については,事前に合理的理由とともに申し出た者に限り「オンデマンド受講」を認める.

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 研究者・技術者には,知的好奇心を持ちながら,科学技術の発展を目指すうえで,どのようにして研究・開発を進め,人類や社会に対して成果を発信・共有していくのかという責務が求められている.
研究・開発を「自由に」「のびのび」とおこなうために,遵守すべき倫理や法令を理解し,身につけることを目的とする.学問と個人の人生および社会との関係を教え,学生が主体的に課題を探求し解決するための基礎となる能力を育成する.
学修の目的 企業や研究機関等において研究・開発を推進する上で必要となる倫理や法令遵守などの知識を習得し,さらにそれら知識を実務上活用できる力を養う.
学修の到達目標 (1)科学,技術,科学技術の目的を理解する.
(2)研究・開発を「自由に」「のびのび」とおこなうには,遵守すべき倫理や法律が存在することを理解する.
(3)そのうえで,研究者・技術者としての倫理観を身につける.
(4)知的財産権,安全保障貿易管理,秘密情報・営業秘密管理,生物多様性の尊重,利益相反,研究インテグリティ・セキュリティなど,具体的な倫理や法令に関する理解を深める.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 1) 各回の授業について,終了後3週間以内にショートレポートを提出すること.
2) ①全8回のショートレポートが提出されていること,および②その内容により,成績を評価する.
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 提出されたショートレポートの「質問欄」「感想欄」の内容を参照の上,
1) 受講者からの質問については,次回の授業の冒頭において回答する.
2) 受講者の感想や興味がある内容については,次回以降の授業へのフィードバックを目指す.
教科書 1) 「科学の健全な発展のために-誠実な科学者の心得-」(日本学術振興会、「科学の健全な発展のために」編集委員会)
2) 授業で使用するスライドのレジュメを事前に配布する.
参考書
オフィスアワー 本授業担当である狩野にメール(kanou@crc.mie-u.ac.jp)や電話(059-231-5495)に連絡を取り,面談をおこなう.
受講要件 「研究倫理(研究公正) に関するe-ラーニング(eL CoRE)」を修了していること。修了証は研究科事務室へ8月30日(金)までに提出すること。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 (本学の教育目標との関連)
「感じる力」=30%、「考える力」=30%、「生きる力」=20%、「コミュニケーション力」=20%

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 研究倫理,技術者倫理,知的財産権,特許,著作権,安全保障輸出管理,営業秘密,生物多様性,利益相反,研究インテグリティ・セキュリティ
Key Word(s) Research ethics, Engineering ethics, Intellectual property right, Patent, Copyright, Export control, Trade secret, Biological diversity, Conflict of interest, Research integrity and research security
学修内容 第1回 ガイダンス、法と倫理
第2回 研究倫理と著作権(1)(研究不正を中心に)
第3回 研究倫理と著作権(2)(著作権を中心に)
第4回 研究倫理・技術者倫理と安全保障輸出管理(1)(科学技術と安全保障)
第5回 研究倫理・技術者倫理と安全保障輸出管理(2)(安全保障輸出管理に関する国際的枠組と我が国における法令等)
第6回 研究倫理・技術者倫理と営業秘密・秘密情報管理
第7回 研究倫理と利益相反・生物多様性条約
第8回 研究インテグリティ・セキュリティ
事前・事後学修の内容 ○授業で事前に配布またはMoodleに掲載された資料がある場合には授業前に読んでおくこと.
○授業で学習した内容を次回の授業までに復習しておくこと.
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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