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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 工学部分子素材工学科/総合工学科応用化学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 工学部総合工学科応用化学コース(工学部分子素材工学科) |
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選択・必修 | 選択必修 |
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授業科目名 | 反応理論化学 | |
はんのうりろんかがく | ||
Quantum Theory of Chemical Reaction | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | EN-PHCH-3
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
木曜日 3, 4時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 工学部講義室 | |
担当教員 | 三谷 昌輝(工学部総合工学科応用化学コース) | |
MITANI, Masaki | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | ヒュッケル近似による分子軌道計算について解説し、定性的な分子軌道の概念を学ぶ。軌道相互作用について解説し、軌道混合とエネルギー変化およびフロンティア軌道論の基礎を学ぶ。ハートリー・フォック近似による分子軌道計算について解説し、シュレーディンガー方程式の近似解法の基礎を学ぶ。ポテンシャルエネルギー面と振動解析について解説し、分子軌道計算の化学反応への応用の基礎を学ぶ。 |
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学修の目的 | 分子軌道法について、ヒュッケル近似による解法およびハートリー・フォック近似による解法を理解する。分子軌道と化学反応の関係を理解する。分子軌道計算から得られる情報の基本的な概念および化学反応を解析する手法の基礎を理解する。 |
学修の到達目標 | ヒュッケル分子軌道計算を学ぶことにより、分子軌道・軌道位相・電子密度・結合次数・対称性の物理的意味を理解する。フロンティア軌道論を学ぶことにより、反応とフロンティア軌道(HOMOおよびLUMO)の関連を理解し反応性指数を計算できるようにする。ハートリー・フォック分子軌道計算を学ぶことりより、スレーター行列式・スピン軌道・空間軌道・スピン関数・基底関数・SCF計算の概念を理解する。ポテンシャルエネルギー面と振動解析を学ぶことにより、反応経路における安定構造(反応物および生成物)と遷移状態を特徴付ける概念を理解する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 出席(30%)と定期試験(70%)で計100%により評価し、合計が60%以上で合格。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 |
授業アンケート結果を受けての改善点 | 授業アンケートの結果等をもとに、適宜、授業資料等を改善する。 |
教科書 | 授業資料を配布する。 |
参考書 | 三訂量子化学入門(上・下)、米沢貞次郎ら、化学同人。 物理化学入門シリーズ 量子化学、大野公一、裳華房。 分子軌道法 定性的MO法で化学を考える、友田修司、東京大学出版会。 |
オフィスアワー | 毎週木曜日12:00~13:00および随時、第2合同棟6階6606室(電子メールで事前連絡して下さい。) |
受講要件 | 物理化学Cを履修済であること(単位は認定されていなくてもよい)。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=8611 |
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キーワード | 分子軌道法、ヒュッケル近似、軌道相互作用、フロンティア軌道論、ハートリー・フォック近似、ポテンシャルエネルギー面、振動解析 |
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Key Word(s) | Molecular Orbital Method, Huckel Approximation, Orbital Interaction, Frontier Orbital Theory, Hartree-Fock Approximtion, Potential Energy Surface, Frequency Analysis |
学修内容 | 第 1回 ヒュッケル近似 第 2回 直鎖状ポリエンの分子軌道 第 3回 環状ポリエンの分子軌道 第 4回 ウッドワード・ホフマン則 第 5回 軌道相互作用の原理 第 6回 軌道相互作用と対称性 第 7回 フロンティア軌道と反応性指数 第 8回 スレーター行列式とハートリー・フォック近似 第 9回 ハートリー・フォック方程式 第10回 基底関数展開とSCF計算 第11回 ポテンシャルエネルギー面と反応経路 第12回 エネルギー勾配法 第13回 平衡構造、遷移状態、反応座標 第14回 調和振動子と振動解析 第15回 振動モードと基準座標 第16回 定期試験 |
事前・事後学修の内容 | 配布資料や参考図書を参照し、具体例を基にして授業内容の物理的意味を理解する。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |