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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 工学研究科(博士前期課程)分子素材工学専攻/応用化学専攻
領域 主領域 : F
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 2年次
選択・必修
授業科目名 材料応用化学演習Ⅱ/材料物性化学演習Ⅱ
ざいりょうおうようかがくえんしゅう に/ざいりょうぶっせいかがくえんしゅうに
Seminar in Properties of Polymer Materials Ⅱ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-PHCH-5
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 鳥飼 直也(工学研究科分子素材工学専攻)

TORIKAI, Naoya

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 「材料物性化学特論」で学んだ知識を活用するために,最近の文献から高分子材料物性の特徴を他の材料と比較しながら演習を行う。

(Course description/outline)
The exercise on features of physical property inherent in polymer material is made from latest literatures comparing with the other materials to utilize knowledge acquired in a course of “Physical Properties of Polymers”.
学修の目的 高分子材料の物性に関する知識を得る。

(Learning objectives)
The objective of this course is to acquire knowledge on physical property of polymer material.
学修の到達目標 最新の文献から高分子材料物性の特徴を他の材料と比較しながら演習を行うことにより,「材料物性化学特論」の内容が深く理解できるようになる。

(Achievements)
The achievement of this course is to understand deeply contents of a course of “Physical Properties of Polymers” by making exercise on features of physical properties of polymer material from latest literatures compared with the other materials.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 出席,発表内容の理解度,質問に答える能力から評価する。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 討論において理解の及んでいない部分をピックアップし,その理解を促すサポートを行う。
教科書
参考書
オフィスアワー 随時,工学部3号館(分子素材工学棟)2階3217室
受講要件
予め履修が望ましい科目 「材料物性化学特論」
発展科目
その他 英語対応授業である。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 高分子材料,粘弾性,高分子複合体
Key Word(s) Polymer material, Viscoelasticity, Polymer composite
学修内容  高分子材料物性に関する最新の論文の紹介と質疑応答
第1回 高分子鎖の性質
 立体規則性,共重合体
第2-3回 分子形態
 高分子鎖の様々な形態,屈曲性高分子の分子形態,高分子鎖の柔軟性と剛直性
第4-5回 高分子希薄溶液の性質
 高分子希薄溶液の熱力学,浸透圧,相平衡,物性値の測定法
第6回 高分子準希薄溶液の性質
 スケーリング則,浸透圧
第7-9回 高分子液体および高分子固体の構造と性質
 ポリマーブレンド,ブロック共重合体,ガラス転移,結晶化と融解,高分子液晶,高分子ゲル
第10-12回 高分子の粘弾性
 理想弾性体,ニュートン流体,ビンガム塑性体,ゴム弾性,高分子の非線形粘弾性。力学モデルと構成方程式
第13-15回 高分子複合体
 高分子と無機粒子の複合体のキャラクタリゼーション

(Course contents)
Introduction of latest literatures regarding physical properties of polymer material, and question and answer on them
(1st) Nature of polymer chain: tacticity, copolymer
(2nd-3rd) Chain conformation: various conformation of polymer chain, molecular conformation of flexible polymer, flexibility and stiffness of polymer chain
(4th-5th) Nature of dilute polymer solution: thermodynamics of dilute polymer solution, osmotic pressure, phase equilibrium, measurement of physical property
(6th) Nature of Semi-dilute polymer solution: scaling law, osmotic pressure
(7th-9th) Structure and nature of polymeric liquid and solid: polymer blend, block copolymer, glass transition, crystallization and melting, polymer liquid crystal, polymer gel
(10th-12th) Polymer viscoelasticity: ideal elastic body, Newtonian fluid, Bingham plastic, rubber elasticity, nom-linear viscoelasticity of polymer, dynamic model and constitutive equation
(13th-15th) Polymer composite: characterization of polymer composite with inorganic particle
事前・事後学修の内容 関連した最近の原著論文を紹介し,討論をすることによってその内容を深く理解する。
事前学修の時間:30分/回    事後学修の時間:90分/回

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