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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・森林資源環境学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
資源循環学科の学生が対象
選択・必修 必修
教育コース選択科目
授業科目名 測量学実習
そくりょうがくじっしゅう
Pratical surveying
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-2234-003
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 5, 6, 7, 8, 9, 10時限
前半は、2023年5月13日(土),14日(日),5月20日(土),21日(日)の終日で集中実施。 後半は、2023年6月1日(木)以降、木曜3,4,5コマの通常時間に実施。
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学部

担当教員 堤 大三(非常勤講師), 沼本 晋也(附属教育研究施設)

TSUTSUMI, Daizo, NUMAMOTO, Shinya

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 測量学で学んだ測量原理と方法を実践により学び,測量方法に応じた正しい機器操作を習得する.レベルによる海岸堤防の標高を求める水準測量,トランシットによる生物資源学部校舎の外周のトラバース測量,コンパスによる細部測量を習得する.また,地形図の判読技術を習得する.
学修の目的 地形を「測る」目的に応じた測量方法の使い分けを理解し,各種機器の取り扱い,操作方法を学ぶ.測量データの集計,計算,補正を通して,誤差と精度について学ぶ.地形図に対する解釈を学ぶ.
学修の到達目標 地形を「測る」目的に応じた測量方法の使い分けを理解し,各種機器の取り扱い,操作方法を習得する.測量データの集計,計算,補正を通して,誤差と精度について理解する.地形図に対する理解力を深める.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 (2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
○(4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
○(5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

測量学実習により,地形情報を測ることの意義を感じ,効率的,効果的な測量方法を考える力を養い,問題解決に向かうための生きる力を養い,班単位で行う実習から,班内のコミュニケーション力を養う.

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 実習への参加度(50%)、課題成果(50%)により評価
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 測量作業が共同して効率的に実施できる能力を高めるため,班毎の測量作業計画の立案等を指導する.
教科書 配付プリント
参考書
オフィスアワー 随時,生物資源学部5階502/503号室
受講要件 測量学を履修済みであること,あるいは同等の知識を既に有していること
予め履修が望ましい科目 環境解析基礎
発展科目 FSC演習林実習Ⅱ,森林・緑環境評価学,FSC演習林実習Ⅲ,FSC演習林実習Ⅳ,FSC演習林実習Ⅴ
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)
環境教育に関連した科目
測量士補,森林情報士の資格取得に関連した科目.
パソコン(表計算ソフト),関数電卓を使う.

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 国土保全,治山砂防,森林資源利用,森林資源計測,生産基盤整備,林業経営,森林育成,総合的判断,計画・立案,デザイン能力,情報技術,
距離測量,水準測量,コンパス測量,トランシット測量,地形図
Key Word(s)
学修内容 1.測量学実習の概要:機器の取り扱い方,実習上の注意
2.直接距離測量:巻尺,ポール,誤差要因,野帳記入法
3.水準測量 :機器取扱い,箱尺,水準点,杭打ち調整法,海岸堤防までの測量(往路)
4. 〃 :海岸堤防までの測量(復路),海岸堤防の標高の算定,精度の確保
5. コンパス測量I:コンパスの仕組み,方位角,高低角,斜距離,磁北偏差
6. トランシットI:機器の取り扱い,各部構造と仕組み,バーニア,マイクロメータ,据え付け
7. トランシットII:トランシットの調整,誤差と消去法,単測法,反復法,野帳記入法
8. トラバース測量I:生物資源学部校舎周囲測量
9. トラバース測量II:生物資源学部校舎周囲測量
10. トラバース測量III:生物資源学部校舎周囲測量
11. トラバース測量IV:生物資源学部校舎周囲測量
12. コンパス測量II:細部測量,誤差補正,作図
13.トラバース測量V:表計算ソフト,角度関数,閉合比,緯距,経距
14.トラバース測量VI:平均計算,面積計算,倍横距閉合比,緯距,経距
15. 地形図判読 :縮尺,地性線,等高線,尾根,谷,流域,地物
事前・事後学修の内容 予習
毎回の実習で使う測量器械について,測量学で学習した機器の構造,測量方法,測量機器に対応した精度などを予習しておく.
復習
ここで学んだ測量・計測技術の基礎的な考え方と実践・評価方法は,FSC演習林実習Ⅱ(測量),FSC演習林実習Ⅳ(測樹),FSC演習林実習Ⅲ(林道),FSC演習林実習Ⅴ(砂防)などで,さらに応用・発展的に活用するため,十分に復習しておく必要がある.
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:150分/回

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