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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)資源循環学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 自然共生学特論
しぜんきょうせいがくとくろん
Advanced Lecture on Nature and Coexistence
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-5271-009
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 〇神崎菜摘(生物資源学研究科資源循環学専攻・森林総合研究所関西支所),小笠真由美(生物資源学研究科資源循環学専攻・森林総合研究所関西支所)

〇KANZAKI Natsumi, OGASA Mayumi

松村(代表):nma@bio.mie-u.ac.jp

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 森林を対象に、生態系のなりたち、生物の生理・生態、生態系サービス、生物間相互作用などについて学び、自然環境を維持しながら人間活動を発展させていくための知識や技術について理解を深める。このことは人や自然に関心を持ち,感じる力や考える力を養成し,科学的で論理的な思考を展開し,計画的に問題の解決に取り組むという本学のディプロマ・ポリシーに対応する.
学修の目的 日本の林業地や里山、都市近郊林などを対象に、森林の分布と構造・動態、生理生態、生物の相互作用について学び、生物多様性や自然環境の保全と地域振興などの課題に取り組み、そのための知識や技術の習得を目指す。
学修の到達目標 森林の分布や構造について理解し、樹木の生理生態、生物の相互作用について学修を深める。自然環境の保全などの課題に取り組み、自然生態系と人間社会との望ましい関係を解明するための、知識の習得、能力の開発ができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業への取組30%、課題レポート70%で評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 講義内容について、随時電子メールなどで質問を受け付け、改善に努める。
教科書 教養としての森林学(文永堂出版)
参考書 森林計画学入門(朝倉書店)、森林学の百科事典(丸善出版)
オフィスアワー 随時。連絡窓口となる世話役教員:松村直人(nma@bio.mie-u.ac.jp)
受講要件 森林科学の基礎知識を有することが望ましい。
予め履修が望ましい科目 森林関係の授業科目
発展科目
その他

授業計画

各回
共通
MoodleのコースURL
第1回 概要 森林の科学について(1)
授業時間内の学修内容 森林のなりたち(担当:神崎)
キーワード(Key Word(s)) 森林の構造(forest structure)、気候変動(climate change)
事前学修の内容 生物学の基礎について
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 森林を構成するもの
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第2回 概要 森林の科学について(2)
授業時間内の学修内容 森林学とは(担当:神崎)
キーワード(Key Word(s)) 森林の科学(forest science)
事前学修の内容 生物科学
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 森林科学の体系
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第3回 概要 森林の科学について(3)
授業時間内の学修内容 森林生態系(担当:神崎)
キーワード(Key Word(s)) 森林生態系(forest ecosystem)
事前学修の内容 森林の科学
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 生態系について
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第4回 概要 森林の分布(1)
授業時間内の学修内容 日本の植生分布(担当 神崎)
キーワード(Key Word(s)) 森林分布(forest cover)
事前学修の内容 陸域生態系
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 日本の森林
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第5回 概要 森林の分布(2)
授業時間内の学修内容 世界の森林分布(担当 神崎)
キーワード(Key Word(s)) 森林分布(forest cover)
事前学修の内容 自然地理
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 世界の森林植生
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第6回 概要 森林の分布(3)
授業時間内の学修内容 森林の遷移(担当 神崎)
キーワード(Key Word(s)) 遷移(succession)
事前学修の内容 植物の分類
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 植生遷移
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第7回 概要 植物の生理生態(1)
授業時間内の学修内容 光合成と呼吸(担当 神崎)
キーワード(Key Word(s)) 植物生理(Plant physiology)
事前学修の内容 光合成
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 光合成と呼吸
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第8回 概要 植物の生理生態(2)
授業時間内の学修内容 樹木の生理生態(担当 神崎)
キーワード(Key Word(s)) 植物生理(Plant physiology)
事前学修の内容 植物の種類
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 スギやタケの生理生態
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第9回 概要 植物の生理生態(3)
授業時間内の学修内容 樹木の成長(担当 神崎)
キーワード(Key Word(s)) 植物生理(Plant physiology)
事前学修の内容 種子について
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 植物のフェノロジー
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第10回 概要 生物の相互作用(1)
授業時間内の学修内容 個体群について(担当 小笠)
キーワード(Key Word(s)) 個体群(population)
事前学修の内容 森林の虫たち
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 個体群動態
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第11回 概要 生物の相互作用(2)
授業時間内の学修内容 共生について(担当 小笠)
キーワード(Key Word(s)) 個体群(population)
事前学修の内容 植物と微生物
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 共生系について
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第12回 概要 生物の相互作用(3)
授業時間内の学修内容 渓畔林について(担当 小笠)
キーワード(Key Word(s)) 個体群(population)
事前学修の内容 水辺の生物
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 渓畔林の生態
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第13回 概要 里山保全について(1)
授業時間内の学修内容 生物多様性について(担当 小笠)
キーワード(Key Word(s)) 生物多様性(biodiversity)
事前学修の内容 生物種について
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 生態系の多様性
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第14回 概要 里山保全について(2)
授業時間内の学修内容 生態系の機能について(担当 小笠)
キーワード(Key Word(s)) 生物多様性(biodiversity)
事前学修の内容 里山
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 森林の持つ機能
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第15回 概要 里山保全について(3)
授業時間内の学修内容 生態系保全と人間社会(担当 小笠)
キーワード(Key Word(s)) 景観生態(landscape ecology)
事前学修の内容 自然景観
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 森林の持続的管理
事後学修の時間 120分
自由記述欄

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