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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本の思想B
にほんのしそう びー
Japanese Thought B
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2110-003
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 遠山 敦(人文学部)

TOHYAMA, Atsushi

SDGsの目標
連絡事項 https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18290

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 日本の古代・中世に著された代表的な文献を数点選定し、具体的な詞章に即しつつ、また関連する資料にも言及しながら、問題点について解説を加えてゆく。
学修の目的 日本において仏教がどのように受容され、展開していったか、またそこでは何が問われていたのかについて基本的な理解を得ることができる。とりわけ浄土教の展開について、念仏の意味の変遷がどのような思想的問題を孕むのかについて理解できるようになる。
学修の到達目標 日本仏教の受容と展開について、基本的な理解を得ることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末筆記試験;80%、中間リポート;20%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 各回の授業終了時に課す質問票に基づき、可能な限り双方向的な授業となるよう心掛ける。
教科書 プリント資料を配付する。
参考書 随時指示する
オフィスアワー 毎週金曜日7-8限(その他応需)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 仏教、『日本霊異記』、最澄、空海、源信、法然、親鸞
Key Word(s) Buddhism, Nihon-Ryoiki, Saicho, Kuukai, Genshin, Hounen, Shinran
学修内容 1.ガイダンス(第1回)
2.仏教の受容と展開
  1)『元興寺縁起』に見られる仏教の受容(第2回~第3回)
  2)『日本霊異記』の仏教理解(第4回~第5回)
  3)最澄『願文』と大乗菩薩戒の意味(第6回~第7回)
  4)空海『三教指帰』の仏教理解(第8回)
  5)源信『往生要集』における念仏理解(第9回~第10回)
  6)法然『選択本願念仏集』における念仏観の展開(第11回~第12回)
  7)親鸞『歎異抄』における信の様態(第13~第14回)
3.まとめ(第15回)
事前・事後学修の内容 【事前学習】指定されたテキストや時間毎に配布される次回分資料を予め熟読しておく。
【事後学習】質問票の作成と講義の論点整理。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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