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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士後期課程)資源循環学専攻
受講対象学生 大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次
選択・必修 選択
授業科目名 作物生産科学
さくもつせいさんかがく
Crop Production Science
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-7491-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 ○梅崎 輝尚(生物資源学研究科資源循環学専攻),長屋 祐一(生物資源学研究科資源循環学専攻),長菅 輝義(生物資源学研究科資源循環学専攻FSセンター附帯施設農場)

◯UMEZAKI,Teruhisa, NAGAYA,Yuichi, NAGASUGA,Kiyoshi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 作物の発育を植物単位(ファイトマー)の増加であるという植物単位概念を基礎として, イネやダイズなどわが国の主要な作物の発育経過について生長の規則性や生態環境要因の影響を詳細に学び, 研究手法および基礎的な知識について解説し, 議論を行います。
Students can learn knowledge about growth and development of crops focus on synchronization between organs and responses to environmental factors through this class.
この講義を通じて三重大学の目標である4つの力の「考える力」「コミュニケーション力」「生きる力」を身につけるため,生物資源学研究科のディプロマポリシー(2)自然環境を損なわない生物資源の開発,保全,利用に貢献できる生物資源学の高度な専門的な知識と技術,経験を身につけることを目指します.
学修の目的 作物生産科学は,作物の発育の基礎的かつ普遍的な生育特性を学び,作物の栽培管理方法や作付け体系に応用する能力を身に付けることをテーマに議論を深め, 知識を得る講義です.この講義に参加する学生はこれらの問題を理解し, 作物の生育特性と栽培技術と農業への知識・技術の応用方法を理解することで, これらの問題の解決方法を自ら考察できるようになることを目的とします.
学修の到達目標 本講義を通じて, 作物の生理学,生態学および形態学の基礎理論を習得し, 栽培技術開発や農業への知識・技術の応用を理解できるようになります., 以下の学修到達目標を設定します。
(知識)
作物の発育の基礎的な仕組みを学び,生長の規則性について知識を得て, 議論できるようになります。
(態度)
作物の生長に対する興味を持ち、観察対象の変化に注目する姿勢を身につけることができるだけではなく,討論を通じて, 自らの意見をまとめ, また他の参加者の意見を認め, 取り込みさらに展開することでさらに内容を深めることができます。
(技能)
作物の形態形成を理解して栽培管理方法や作付け体系に応用することができるようになるなど, 論理的に課題を理解し,解決のための議論を展開できるようになります。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポートによる評価を行う(100%).
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 博士後期課程に在籍する学生は研究者として対等の立場で議論するように心掛ける。
教科書 特になし
参考書
オフィスアワー 梅崎:火曜日 12:10〜12:50, 生物資源学部棟358号室または362号室, 長屋:360号室
受講要件 作物学の基礎的な知識をもっていること
予め履修が望ましい科目 作物学, 食用作物学, 工芸作物学, 資源作物学特論
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 植物単位, 植物単位概念, 収穫指数, 生長の規則性, 生態生理, 形態形成, 作物生産
Key Word(s) Crop production,Ecophysiology,Harvest index,Morphogenesis,Phytomer,Phytomer comcept, Synchronization of growth
学修内容 第1回 イネ科作物の生長過程の解析(イネ、ムギの草型)
第2回 イネ科作物の生長過程の解析(イネ、ムギの同伸性)(1)
第3回 イネ科作物の生長過程の解析(イネ、ムギの同伸性)(2)
第4回 イネ科作物の生長過程の解析(イネ、ムギの植物単位概念)(1)
第5回 イネ科作物の生長過程の解析(イネ、ムギの植物単位概念)(2)
第6回 イネ科作物の生育経過の解析(イネ、ムギの収穫指数、籾わら比)
第7回 イネ科作物の品種特性(1)
第8回 イネ科作物の品種特性(2)
第9回 マメ科作物の生長過程の解析(ダイズの草型)(1)
第10回 マメ科作物の生長過程の解析(ダイズの草型)(2)
第11回 マメ科作物の生長過程の解析(ダイズの同伸性)
第12回 マメ科作物の生長過程の解析(ダイズの植物単位概念)
第13回 マメ科作物の生育経過の解析(ダイズの収穫指数、粒茎比)
第14回 ダイズの品種特性(1)
第15回 ダイズの品種特性(2)
第15回 ダイズの品種特性(3)
第16回 総合討論会
事前・事後学修の内容 講義内容に関する資料や関連論文は事前に配布するので,事前学習をしておく。また、講義後に内容の復習を行う.
第1回 イネ科作物の生長過程の解析(イネ、ムギの草型)予習2時間、復習2時間
第2回 イネ科作物の生長過程の解析(イネ、ムギの同伸性)予習2時間、復習2時間
第3回 イネ科作物の生長過程の解析(イネ、ムギの同伸性)予習2時間、復習2時間
第4回 イネ科作物の生長過程の解析(イネ、ムギの植物単位概念)予習2時間、復習2時間
第5回 イネ科作物の生長過程の解析(イネ、ムギの植物単位概念)予習2時間、復習2時間
第6回 イネ科作物の生育経過の解析(イネ、ムギの収穫指数、籾わら比)予習2時間、復習2時間
第7回 イネ科作物の品種特性 予習2時間、復習2時間
第8回 イネ科作物の品種特性 予習2時間、復習2時間
第9回 マメ科作物の生長過程の解析(ダイズの草型)予習2時間、復習2時間
第10回 マメ科作物の生長過程の解析(ダイズの草型)予習2時間、復習2時間
第11回 マメ科作物の生長過程の解析(ダイズの同伸性)予習2時間、復習2時間
第12回 マメ科作物の生長過程の解析(ダイズの植物単位概念)予習2時間、復習2時間
第13回 マメ科作物の生育経過の解析(ダイズの収穫指数、粒茎比)予習2時間、復習2時間
第14回 ダイズの品種特性 予習2時間、復習2時間
第15回 ダイズの品種特性 予習2時間、復習2時間
第15回 ダイズの品種特性 予習2時間、復習2時間
第16回 総合討論会
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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