三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 工学部電気電子工学科/総合工学科電気電子工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
電気電子工学科
選択・必修 必修
授業科目名 電気電子計測(2018年以前入学生用)
でんきでんしけいそく
Electrical and Electronic Measurements (for students enrolled before 2018)
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-ELEC-2
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 1, 2時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 工学部20番教室

担当教員 永井 滋一(工学部総合工学科電気電子工学コース)

NAGAI, Shigekazu

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 近年のデバイスには,力学,光,磁気などを検出するための様々なセンサーが用いられており,電圧,電流などに変換することで様々な情報を取得している。本講義では,電気電子計測の基礎的な知識・技術を学び,計測データの正しい取り扱い,各種センサの特性,および実際の測定器の原理を習得する。
学修の目的 電気電子計測の基礎となる電気現象を理解し,正しい計測方法と測定データの取り扱いの習得を目的とする。
学修の到達目標 以下の知識を習得することが本講義の到達目標である。
①電気的手段によって測定する物理量を正確に測定する知識を習得する。
②測定値を統計的に正しく評価できる。
③各種計測器の動作原理,ならびに測定限界を理解している。
講義および課題により,学修教育目標「多面的な思考能力と素養」,「基礎知識と専門知識」に関する能力を向上させる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 多面的な思考能力と素養:日本や世界各国の種々の時代や地域には、多様な考え方が存在していることを学び、様々な立場から互いの意見を尊重して相互に理解できる。【認知的領域】
 技術者倫理:電気電子工学の基礎知識を身につけ、科学技術が社会や自然環境に及ぼす影響を理解し、責任ある技術者として行動できる。【情意的領域】
 基礎知識と専門知識:数学、自然科学、情報技術、並びに電気電子工学に関する基礎及び専門知識を修得し、それらの知識を応用できる。【認知的領域】
 デザイン能力・ものづくり能力:電気電子工学の基礎と専門知識を基にして、関連した情報の収集を図り、課題を解決する手法を提案でき、それに基づいて「ものづくり」を行える。【技能表現領域】
 コミュニケーション能力:実験した内容や考察した内容、調査した内容を図、表等を利用して文書により表現し、他人に説明できる能力、討論を行える。専門とする分野の英語で書かれた文献について理解し、説明できる。【技能表現領域】
 自主的継続的学習能力:電気電子工学に関連する種々の分野に関心を持ち、未知な分野が広がっていることを感じて、自主的、継続的な学習が必要であることを認識できる。【情意的領域】
 制約下での仕事の推進・統括:電気電子工学分野の基礎に関する与えられた課題または自ら設定した課題について、計画的に物事を進め、期限までにまとめて報告書を提出できる。【認知的領域】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
学習・教育目標との関連(達成度点検シートの重み):基礎専門(0.7),自主的継続的学習(0.1),制約下での仕事(0.2)
成績評価方法と基準 以下の方式で配点を行い,総合60%以上を合格とする。
中間試験,定期試験:80%,演習:20%(70%以上出席した物を単位授与の対象者とする。)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 電気・電子計測工学(吉澤昌純 編著,コロナ社)
参考書 新しい電気・電子計測(大浦宣徳,関根松夫,オーム社)
デジタル時代の電気電子計測基礎(松本佳宣,コロナ社)
製品事例から学ぶ現代の電気電子計測(藤田吾郎,コロナ社)
オフィスアワー オフィスアワー:毎週金曜日13:00~15:00
連絡方法:nagai@elec.mie-u.ac.jpに訪問予定を尋ねてください。
受講要件
予め履修が望ましい科目 基礎電気回路論Ⅰ・Ⅱ,基礎物理学Ⅱ
発展科目 電気計測実験,電気電子実験Ⅰ,電気電子実験Ⅱ
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 計測, 誤差, SI単位
Key Word(s) Measurements, Error, SI units
学修内容 第1回 計測と測定:SI単位系,電気標準,
第2回 計測と測定:測定の分類,測定値の統計処理(演習)
第3回 センサ:光センサ,温度センサ, etc.
第4回 計測器:テスタ,オシロスコープ
第5回 電圧・電流・電力の測定(演習)
第6回 回路素子定数の測定:抵抗の測定,インピーダンスの測定
第7回 磁気量の測定
第8回 中間試験
第9回 高周波計測
第10回 雑音源と信号
第11回 信号の伝送,オペアンプ
第12回 信号の変換と雑音対策
第13回 微小電圧・電流の測定,高電圧計測
第14回 ディジタル計測
第15回 周波数解析,雑音処理
第16回 期末試験
事前・事後学修の内容 予習として,教科書の授業部分を読んで,学修内容と疑問点を把握しておく。
教科書の章末問題を復習として解いておくこと。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

Copyright (c) Mie University