三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 分子細胞生物学特論
ぶんしさいぼうせいぶつがくとくろん
Advanced Molecular and Cellular Biology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

その他(学習要項・履修要項等を参照してください)

開講時間
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 ○奥村 克純(非常勤講師),竹林 慎一郎(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻)

○OKUMURA, Katsuzumi, TAKEBAYASHI, Shin-ichiro

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 動物細胞を中心に、細胞レベルで起こる様々な生命現象の基本過程、例えば、DNA複製、転写、タンパク質の合成と輸送、DNA修復、分化、細胞死のメカニズムなどについて学ぶとともに、生命科学領域の基礎、ならびに応用研究を理解するのに必要な分子生物学的、生化学的、細胞生物学的研究手法についても学ぶ。また、生命科学領域の研究に必須である抗体について、その作製手法や原理、利用方法などについても学ぶ。講義の一環として、各種講演会等に参加し、与えられた課題を提出する。
学修の目的 動物細胞の取り扱いや抗体の作製法など,生命科学領域の生化学的,分子細胞生物学的研究方法関する知識を得る。また,これらの手法が使われている生命科学における先端研究をある程理解できるようになる。さらに、生命科学領域の技術を用いた応用や商品化等に関する観点から考察できるようになる。
学修の到達目標 動物細胞レベルでおこる様々な生命現象や解析手法を学ぶことで、生命科学領域における基礎、ならびに応用研究を理解する能力を養う。生命科学領域の技術を用いた応用や商品化等に関する観点から考察する能力を養う。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 試験100%(60%以上で合格)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

教員と学生、学生相互のやり取りの一部が英語で進められる授業
授業改善の工夫 毎回の講義で、講義に対する意見・希望・改善すべき点などを書いて提出してもらうので、それを見て、改善すべき点は改善したい。
教科書 プリント、Moodleを通してPDFファイル等を配布する。
参考書 細胞の分子生物学 第五版 (中村桂子ら訳) ニュートンプレス, Molecular Biology of THE CELL, Alberts et al., Fifth and Sixth Edition, Garland Sceience,ゲノム 第4版―新しい生命情報システムへのアプローチ (Brown著,村松監訳) メディカル・サイエンス社.
オフィスアワー メールにて予約。連絡先メール: katsu@bio.mie-u.ac.jp
受講要件 特になし。
予め履修が望ましい科目 特になし。
発展科目 特になし。
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 動物細胞,生化学的研究手法,免疫,モノクローナル抗体,遺伝子可視化技術,産業化
Key Word(s) animal cells, experimental methods in biochemistry, immune system, monoclonal antibody, fluorescence microscopic visualization of genes, business model
学修内容 第1回:講義概要の説明、動物細胞、動物細胞の取り扱い
第2回:動物細胞研究法
第3回:農芸化学領域における免疫概論
第4回:細胞分化、特に血球細胞の分化過程
第5回:抗体等分泌タンパク質の細胞内合成過程・ソーティング(1)
第6回:抗体等分泌タンパク質の細胞内合成過程・ソーティング(2)
第7回:一般的な抗体の作製法
第8回:モノクローナル抗体の作製法・原理
第9回:モノクローナル抗体の応用
第10回:抗体の利用例(1)-遺伝子可視化技術
第11回:抗体の利用例(2)-エピゲノム・エピジェネティクス
第12回:生命科学の技術を応用した産業化
第13回:生命科学の技術を応用した地域イノベーション等に関する取組(1)
第14回:生命科学の技術を応用した地域イノベーション等に関する取組(2)
第15回:生命科学の技術を応用した地域イノベーション等に関する取組(3)
第16回:試験
事前・事後学修の内容 英語のプリントやPDFフアイル等を適宜配布するので、予め予習しておくこと。
毎回の講義終了時に次回の内容の項目を挙げ、英語のプリントやPDFフアイル等を適宜配布するので、事前学習として十分な予習(120分)をすること。また、事後学習として、講義の内容をまとめて、発展的内容を調べること(120分)。
第1回 予習ー動物細胞と植物細胞の違い,動物細胞の取り扱いについて調べておこう。
   復習ー動物細胞の取り扱いについてまとめよう。
第2回 予習ー動物細胞培養法や研究法について調べておこう。
   復習ー動物細胞培養法や研究法についてまとめておこう。
第3回 予習ー配布プリントの用語等について調べておこう。
   復習ー農芸化学領域における免疫概論についてまとめておこう。
第4回 予習ー細胞分化、特に血球細胞の分化過程について調べておこう。
   復習ー細胞分化、特に血球細胞の分化過程についてまとめておこう。
第5回 予習ー抗体等分泌タンパク質の細胞内合成過程について調べておこう。
   復習ー抗体等分泌タンパク質の細胞内合成過程についてまとめておこう。
第6回 予習ー抗体等分泌タンパク質のソーティングについて調べておこう。
   復習ー抗体等分泌タンパク質のソーティングについてまとめておこう。
第7回 予習ー一般的な抗体の作製法について調べておこう。
   復習ー一般的な抗体の作製法についてまとめておこう。
第8回 予習ーモノクローナル抗体の作製法・原理について調べておこう。
   復習ーモノクローナル抗体の作製法・原理についてまとめておこう。
第9回 予習ーモノクローナル抗体の応用について調べておこう。
   復習ーモノクローナル抗体の応用についてまとめておこう。
第10回 予習ー抗体の利用例(1)-遺伝子可視化技術について調べておこう。
    復習ー抗体の利用例(1)-遺伝子可視化技術についてまとめておこう。
第11回 予習ー抗体の利用例(2)-エピゲノム・エピジェネティクスについて調べておこう。
    復習ー抗体の利用例(2)-エピゲノム・エピジェネティクスについてまとめておこう。
第12回 予習ー生命科学の技術を応用した産業化について調べておこう。
    復習ー生命科学の技術を応用した産業化についてまとめておこう。
第13回 予習ー今回の生命科学の技術を応用した地域イノベーション等に関する取組について事前配布資料に基づいて調べておこう。
    復習ー今回の生命科学の技術を応用した地域イノベーション等に関する取組についてまとめておこう。
第14回 予習ー今回の生命科学の技術を応用した地域イノベーション等に関する取組について事前配布資料に基づいて調べておこう。
    復習ー今回の生命科学の技術を応用した地域イノベーション等に関する取組についてまとめておこう。
第15回 予習ー今回の生命科学の技術を応用した地域イノベーション等に関する取組について事前配布資料に基づいて調べておこう。
    復習ー今回の生命科学の技術を応用した地域イノベーション等に関する取組についてまとめておこう。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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