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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 教育学研究科(教職大学院)教職実践高度化専攻・共通科目
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 必修
授業科目名 学校改革の中の現代教師論
がっこうかいかくのなかのげんだいきょうしろん
Teachers in the School Reform
単位数 2 単位
ナンバリングコード
ED-EDUC-5
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 1, 2時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 教職支援センター レクチャールーム

担当教員 園部友里恵(教育学研究科)大日方真史(教育学部)

SONOBE, Yurie; OBINATA, Masafumi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 現代社会の激しい変化の中で、学校の役割も大きく変わろうとしている。子どもたちにとって「安心・安全な空間」を、また「対話的な学びの空間」をどうつくりあげていくかである。その中で新しい教師としての力量も求められるようになった。「学び合い」をどう組織していくか、「QUをどう活用していくか」「地域や保護者、また学校にかかわるさまざまな専門家との関係をどうつくっていくか」等である。こうした関係論的な力量をどう身につけていくか、その方法論も含めて議論し、実践をしていきたい。また教師の力量を育てる学校改革をどう進めるのか、も大きな課題である。
学修の目的 到達目標:学校改革の中で、特色ある学校づくりをしている事例を通して、その学校の教師たちが意識を変え、授業変革を行っているか、その実際の姿に学びながら、自らの学校像の変革をはかり、教師としての自らの展望を持つことができることが課題である。現職教員学生は、在籍の学校や教師としての自らのありかたを自己省察し、これからの展望を持つことができる。学部新卒学生は、事例をとおして自らの学校像、教師像を打ちたてることができる。
テーマ:「学校改革の中で自己変革を実現する教師たちに学び自分なりの教師像をうちたてよう」
学修の到達目標 到達目標:学校改革の中で、特色ある学校づくりをしている事例を通して、その学校の教師たちが意識を変え、授業変革を行っているか、その実際の姿に学びながら、自らの学校像の変革をはかり、教師としての自らの展望を持つことができることが課題である。現職教員学生は、在籍の学校や教師としての自らのありかたを自己省察し、これからの展望を持つことができる。学部新卒学生は、事例をとおして自らの学校像、教師像を打ちたてることができる。
テーマ:「学校改革の中で自己変革を実現する教師たちに学び自分なりの教師像をうちたてよう」
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 学校改革と教師の意識改革についての知見の獲得(30%)
授業への積極的な参加(30%) 省察レポート(40%)
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 グループ・ディダクティカ編『教師になること、教師であり続けること』勁草書房,2012年。
参考書 秋田喜代美・佐藤学編著『新しい時代の教職入門』有斐閣,2006年。
オフィスアワー 随時
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 学校改革 学校文化 教師の自己変革 同僚性
Key Word(s) School reform, School culture, Teacher's personal change, Collegiality
学修内容 第1回 学校をとりまく情況の変化、学校改革の必要性と改革の方向性
第2回 特色ある学校づくりと授業改革を核とした学校改革
第3回 学校改革と教師の意識改革
第4回 同僚性の中で何を学ぶことができるか
第5回 学校改革の事例研究 その1 奈良女子大学附属小学校の歴史と概観
第6回 学校改革の事例研究 その2 奈良女子大学附属小学校のカリキュラムと授業
第7回 学校改革の事例研究 その3 奈良女子大学附属小学校の教師たちの意識改革
第8回 学校改革の事例研究 その4 富山市堀川小学校の歴史と概観
第9回 学校改革の事例研究 その5 堀川小学校のカリキュラムと授業
第10回 学校改革の事例研究 その6 堀川小学校の教師たちの意識改革
第11回 三重県の特色ある学校の事例研究 その1 小学校
第12回 三重県の特色ある学校の事例研究 その2 中学校
第13回 現職教員学生の学校と教師の同僚性の研究
第14回 学部新卒学生の学校の研究
第15回 まとめ
事前・事後学修の内容 グループにおける共同研究、公開研究会や学校訪問、参観記録の作成と共有、理論と歴史研究など、多岐にわたる活動を予定しています。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:90分/回

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