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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・美術
科目名 中学校・高校の教科教育法
ちゅうがっこう・こうこうのきょうかきょういくほう
Teaching Method of Subjects at High School
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 3年次, 4年次
72以前 期生
卒業要件の種別 選択
AⅡ類(美術教育コース)・AⅢ類(中学校(美術)基礎免)は、70-64 期生は選択   71期生以降は必修
授業科目名 美術科教育法Ⅳ
びじゅつかきょういくほう よん
Methodology of Art Education Ⅳ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-comn-ARTS1121-004
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 9, 10時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 造形活動実習室(教育学部専門2号館2階)

担当教員 山田康彦(教育学部美術教育講座)

YAMADA Yasuhiko

SDGsの目標
連絡事項 コロナウィルス感染症拡大の状況に応じて、授業形態はオンラインやハイブリットになる可能性がある。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 美術科の目標、内容、授業づくり、評価のあり方に関する到達点と課題について解説する。
実際の授業事例を通して、美術科の授業過程を深く認識し、授業づくりを実践的、具体的に理解するようにする。
表現の4つの分野と鑑賞に関する発展的内容について教材研究を行う。
発展的内容に関する学習指導案を作成し、模擬授業を行い、授業改善及び教材の可能性について考察する。
学修の目的 美術科の目標と内容に関する理解と授業づくりの深化
学修の到達目標 ①美術科の目標、内容、授業づくり、評価のあり方に関する到達点と課題を理解する。
②美術科の授業過程を深く理解し、授業づくりを具体的に知る。
③表現の4つの分野と鑑賞に関する発展的内容について教材研究を行い、授業設計、指導計画、指導方法について深く理解する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
 自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 各回の小レポート、全体の振り返りレポート、授業履修の姿勢を総合的に評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
プロジェクト型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業改善のためのアンケートの結果をもとに,授業内容や授業方法の改善を案出し,実際の授業に活かす。
教育実習を題材にしたPBL事例シナリオを使用して、実践力を身につける授業を工夫する。
教科書 文部科学省『中学校学習指導要領解説 美術編』、同『高等学校学習指導要領解説 芸術編・音楽編・美術編』日本文教出版
参考書 テーマ毎にプリントまたは視聴覚資料を提示する。
オフィスアワー 毎週火曜日 14:40〜16:10、美術教育学(山田)研究室(教育学部2号館2階)
受講要件
予め履修が望ましい科目 美術科教育法Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ
発展科目
その他 美術教育3年次生(72期生)以前が履修可になる。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 美術教育・美術理論・子どもの美術活動・PBL・授業研究
Key Word(s) art educational theory, theory of art, PBL
学修内容 第1回:美術科の目標、内容、構造の到達点と課題
第2回:美術科の実践研究の展開の到達点と課題
第3回:事例による美術科授業分析と教材研究(1)導入の授業場面
第4回:事例による美術科授業分析と教材研究(2)作品制作過程
第5回:事例による美術科授業分析と教材研究(3)制作過程でのトラブルへの対応
第6回:事例による美術科授業分析と教材研究(4)制作が困難な生徒への対応
第7回:美術科の授業設計と年間カリキュラム
第8回:発展的な学習内容による学習指導案作成(1)絵・彫刻による表現
第9回:発展的な学習内容による学習指導案作成(2)デザイン・工芸による表現
第10回:発展的な学習内容による学習指導案作成(3)鑑賞による表現
第11回:模擬授業(1)発展的内容による絵・彫刻表現の授業
第12回:模擬授業(2)発展的内容によるデザイン・工芸表現の授業
第13回:模擬授業(3)発展的内容による鑑賞の授業
第14回:模擬授業(4)振り返り・情報機器や教材の発展的な活用法
第15回:美術科の学習評価法の実践
事前・事後学修の内容 第1回:美術科の目標、内容、構造の到達点と課題に関する振り返り
第2回:美術科の実践研究レポートのコメント
第3回:事例による美術科授業分析(1)導入の授業場面振り返り
第4回:事例による美術科授業分析(2)作品制作過程振り返り
第5回:事例による美術科授業分析(3)制作過程でのトラブルへの対応振り返り
第6回:事例による美術科授業分析(4)制作が困難な生徒への対応振り返り
第7回:美術科の授業設計と年間カリキュラム事後検討
    発展的な学習内容による授業づくり(1)絵・彫刻による表現構想案の作成
第8回:発展的な学習内容による授業づくり(2)デザイン・工芸による表現構想案の作成
第9回:発展的な学習内容による授業づくり(3)鑑賞による表現構想案の作成
第10回:模擬授業(1)発展的内容による絵・彫刻表現の授業準備
第11回:模擬授業(2)発展的内容によるデザイン・工芸表現の授業準備
第12回:模擬授業(3)発展的内容による鑑賞の授業準備
第13回:模擬授業(4)振り返り案の作成
第14回:美術科の学習評価法事前検討
事前学修の時間:40分/回    事後学修の時間:20分/回

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