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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 工学部建築学科/総合工学科建築学コース ・専門教育
建築構造
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 鉄骨構造
てっこつこうぞう
Steel Structures
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-ARCH-2
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 9, 10時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 工学部2番教室

担当教員 川口 淳(工学研究科)

KAWAGUCHI, Jun

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 鉄骨構造の設計法ならびに鉄骨構造の設計・施工に係わる基礎知識を習得させる。
学修の目的
学修の到達目標 建築鉄骨構造の許容応力度設計能力および,施工管理方法の概要が習得できる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 文化や社会の発展について、歴史的に理解し、説明できる。地球的視点に立ち、文化や社会の多様性について理解し、説明できる。【広い分野】
 建築家あるいは建築技術者を対象とした技術者倫理に関する知識を持ち、説明できる。専門科目の演習を通じて、倫理的判断の態度を身につける。【技術者倫理】
 建築学の基礎となる数学・自然科学・情報技術の基礎知識を持ち、応用できる。計画・環境設備・構造・生産の専門知識を持ち、データを分析し、適切に説明できる。【専門的能力】
 論理的な記述能力、学習したことを発表、討論できる日本語能力を身につける。専門英語の基礎知識をもち、英語による基本的なコミュニケーション能力を身につける。【コミュニケーション能力】
 与えられた課題に対して、社会のニーズ、予想される問題を把握し、建築学的な解決策を設計できる。自発的で継続的な学習の方法と態度を身につける。設計製図などの演習を通じて、グループワークの方法と態度を身につける。【デザイン能力】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 試験によって評価し,60点(100点満点)以上を合格とする.
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 原則的にPPTを用いて講義を行なうが,教科書では不足する説明は,随時板書を行ない,補足説明をし理解を深める努力を行う.また,基礎的知識習得を確認する為2回の中間試験を導入している.定期試験では,テキストなどの資料を活用して設計を行う応用力を問い,総合的な能力が身に付くようなカリキュラム構成にしている.
教科書 建築学構造シリーズ「建築鉄骨構造」(松井千秋編著 オーム社)
参考書 「鉄骨の設計」 (若林実 共立出版)
オフィスアワー 原則的に毎週火曜12:00〜13:00に受付.電子メールは随時受付(jkawa@arch.mie-u.ac.jp)
受講要件
予め履修が望ましい科目 建築力学I、建築力学演習I、建築力学II、建築力学演習IIの単位を取得していることが望ましい。
発展科目 構造材料実験法
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 鋼構造,構造設計,部材設計
Key Word(s) steel structure, structural design, design of members
学修内容 1. 鉄骨構造の概要:歴史と現状、各種構造システム、構造性能と特徴、新工法と展望
2. 構造計画と設計法:構造計画,設計用荷重・外力,設計判定条件,各種設計法の要点
3. 鋼材の性質:鋼材の製造、企画と種類,機械的性質,各種性能と機能鋼
4. ボルト接合:ボルトの種類と特徴,普通ボルト,高力ボルト,ボルト接合部の挙動と設計,施工法と品質管理
5. 溶接接合:溶接の種類と特徴,溶接部の性質,溶接継手と溶接継目の種類,溶接継目の設計,溶接施工と品質管理
6. 座屈:圧縮材の曲げ座屈,曲げと圧縮を受けるH形断面部材の釣合い方程式
7. 中間試験1
8. 塑性解析法1:塑性解析の基本家庭と定理,塑性ヒンジの概念,全塑性モーメント,塑性崩壊
9.塑性解析法2:塑性崩壊荷重と設計
10. 軸方向力を受ける部材:各種部材の断面形と特徴,引張材の挙動と設計,圧縮材の挙動と設計
11. 曲げモーメントとせん断力を受ける梁材:各種曲げ材の断面形と特徴,断面の応力分布,梁材の挙動,梁材の設計
12. 軸方向力と曲げモーメントを受ける柱材:各種柱材の断面形と特徴,断面の応力分布,柱材の挙動,柱材の設計
13. 接合部:各種接合部の構成と特徴,継手の挙動と設計,柱梁接合部の挙動と設計,柱脚の挙動と設計
14. 中間試験2
15. 骨組:骨組の種類と特徴,トラスの挙動と設計,ラーメンの挙動と設計,耐震要素付ラーメンの挙動と設計
16. 試験
事前・事後学修の内容 講義は,概ね毎回テキストの1章分ずつ進行するので,授業の前に当該部分を通読しておく事が望ましい.また,テキスト各章の終わりに演習問題を示しているので,授業後は理解を深める為に演習問題を解いておく事.
事前学修の時間:30分/回    事後学修の時間:60分/回

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