三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)資源循環学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 昆虫生態学演習
こんちゅうせいたいがくえんしゅう
Seminar on Insect Ecology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-5172-007
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間 火曜日 7, 8時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 372

担当教員 塚田 森生(生物資源学研究科生物圏生命科学科)

TSUKADA, Morio

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 英語の論文紹介,各自の修士論文のための実験計画と中間経過発表を通して,修士論文完成に必要な実験計画の立て方,実験,観察の方法, データ解析の方法, 論文の書き方, 発表の行い方を身につけさせる.
学修の目的 実験計画の立て方, 実験,観察の方法, データ解析の方法, 論文の書き方, 発表の行い方が習得できる。昆虫生態学の中で植食性昆虫の寄主範囲の進化、花粉媒介昆虫の働き、卵寄生蜂の生態、植食性昆虫の生活史特性に特に焦点を当てる。
学修の到達目標 英語論文の読解・理解力を深める,自らの実験立案能力を身に着ける,一般的なデータ解析能力を学び、それを自ら応用できる,研究計画や結果の発表能力を習得する.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 試験は行わない。発表の良し悪し40%,発表時に作成する資料の良し悪し40%. 発表者への質問の適切さと独自性20%.
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

教員と学生、学生相互のやり取りの一部が英語で進められる授業
教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 実験の計画立案,データ解析の方法,レポートの書き方,発表方法に関して良い点, 悪い点を学生に対して具体的に指摘して的確に評価する.
教科書 なし
参考書
オフィスアワー 来室前にメールで連絡をする. 部屋番号: 生物資源学部棟3F 366(塚田)室.メールアドレスは初回授業時に教える.
受講要件 学部の講義「昆虫学」, 「植物保護学」, 「農林統計学」で教えられる知識を身につけていること.MS-OFFICEまたはそれに相当するソフトを自由に使いこなせること.
予め履修が望ましい科目 学部の講義「生物学基礎II」, 「昆虫学」, 「植物保護学」, 「農林統計学」.
発展科目 昆虫生態学特論
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 英文読解,論文紹介,論文作成,実験計画,数理解析,プレゼンテーション
Key Word(s) reading comprehension in English, introduction of scientific papers, writing of scientific papers, statistical analysis, experimental design, oral presentation
学修内容 学生が取り組んでいる研究の計画とその結果を発表させ, 研究遂行の具体的手順について指導する. また, 最近発表された関連分野の論文の概要を発表させることを通じて,最近の知識を授ける. 同時に実際の論文に触れさすことによって, 論文作成の要領について修得させる. 発表は, 液晶プロジェクターとプリントを使って行わせ, 効果的な発表方法を修得させる.
第1回 植食性昆虫の飛翔特性の進化に関する研究計画発表.
第2回 植食性昆虫の生殖休眠に関する研究計画発表
第3回 植食性昆虫の卵サイズの可塑性に関する研究計画発表
第4回 狭食性の捕食者の採餌戦略に関する飼育実験研究計画発表
第5回 昆虫の季節的な卵巣発育パターンの適応的意義に関する野外調査研究計画発表
第6回 ソバの訪花昆虫種の花粉媒介能力に関する野外実験計画発表
第7回 卵寄生蜂の寄生戦略に関する研究計画発表
第8回 昆虫の移動分散に関する最新英語論文紹介
第9回 昆虫の休眠に関する最新英語論文紹介
第10回 昆虫の卵サイズの可塑性に関する最新英語論文紹介
第11回 捕食者の餌範囲に関する最新英語論文紹介
第12回 植食性昆虫の季節適応に関する最新英語論文紹介
第13回 農作物の花粉媒介に関する最新論文紹介
第14回 Anagrus属寄生蜂に関する最新論文紹介.
第15回 昆虫生態学に関する最新の研究動向紹介
第16回 昆虫の跳ね型に関する最新英語論文紹介
第17回 昆虫の卵巣発育に関する最新英語論文紹介
第18回 昆虫の卵サイズの適応的意義に関する最新英語論文紹介
第19回 捕食者の接触戦略に関する最新英語論文紹介
第20回 植食性昆虫の寄主利用に関する最新英語論文紹介
第21回 農作物の花粉媒介に関する最新英語論文紹介
第22回 卵寄生蜂の寄生方法に関する最新英語論文紹介.
第23回 植食性昆虫の飛翔特性の進化に関する研究発表.
第24回 植食性昆虫の生殖休眠に関する研究中間発表
第25回 植食性昆虫の卵サイズの可塑性に関する研究発表
第26回 狭食性の捕食者の採餌戦略に関する研究発表
第27回 昆虫の季節的な卵巣発育パターンの適応的意義に関する研究発表
第28回 ソバの訪花昆虫種の花粉媒介能力に関する野外実験中間発表
第29回 卵寄生蜂の寄生戦略に関する研究中間発表
第30回 昆虫の個体群動態に関する研究紹介.
 
事前・事後学修の内容 事前に英語の論文を理解し,聴衆が理解できるように要領よく発表する.
また、実験計画を立案し,聴衆が理解できるように要領よく発表する.
データを解析し,それをまとめ,聴衆が理解できるように要領よく発表する.
これらに要する事前学修は1回あたり2時間必要である。事後学修も同程度必要。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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