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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・現代科学理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 国際保健と地域医療
こくさいほけんとちいきいりょう
Global Health and Community Medicine
授業テーマ 世界の地域保健と医療
単位数 2 単位
ナンバリングコード
libr-comp-MEDN1321-001
開放科目 非開放科目    
分野 自然 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開講学期

後期

開講時間 木曜日 9, 10時限
開講場所

担当教員 〇堀 浩樹(医学部) 他 医学部教員及び非常勤講師

〇HORI,Hiroki 

実務経験のある教員 すべての担当教員は医療者・医学研究者としての実務経験を有する。

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 医療と公衆衛生の課題を「国際」と「地域」のふたつの視点から考える授業である。地域医療の原点がある低所得国の医療現場の理解を通して、戦後、急速に発展した日本の保健医療の発展過程や近年、大きな問題となっている地域医療の崩壊について考える機会を提供する。授業内容には三重県や地域にかかわる内容が含まれています。
学修の目的 今日的な保健医療の課題を理解する。
医学教育モデル・コア・カリキュラム「A-7-1) 地域医療への貢献」「A-7-2) 国際医療への貢献」「B-1-7) 地域医療・地域保健」「B-1-8) 保健・医療・福祉・介護の制度」「B-1-9) 国際保健」「B-4-1) 医師に求められる社会性」に準じる内容を理解する。
学修の到達目標 ・世界の保健医療の現状と課題を理解する。
・我が国の地域医療の現状と課題を理解する。
・「地域医療と国際保健医療の連動性」、「日本の医療従事者の世界での役割」、「医療の本質」を考える。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 ・筆記試験(100%)で評価する。
・出席確認の不正(代理出席確認、複数の学生証保持、出席確認後の退出など)、試験受験に不正のあった場合は、単位認定をしない。また、学則に沿って処分の対象とする。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 必要がある場合、授業毎に提示
参考書 特になし。授業時配布する資料を学習資源として活用する。
オフィスアワー
受講要件 医学部医学科学生は必ず受講すること。
予め履修が望ましい科目 特になし。医学科学生においては、地域基盤型保健医療実習との関連がある。
発展科目 医学英語
その他 ・病欠、忌引きによる欠席の場合は欠席届けを提出する。
・出席は出席管理システムにて行う。
・15分以上の遅刻者、途中退席は欠席扱いとする。
・体調不良などやむを得ない事情で退出する場合は、教員に申し出る。
・私語、立ち歩きなど授業の妨げとなる行為があった場合は退出を求め、欠席扱いとする。
・授業中の携帯、スマートフォンの使用は禁止する(教員の指示がある場合を除く)。授業と関係のないラップトップコンピューターの使用、漫画の持ち込みなど、不適切な態度での授業参参加を認めない。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 国際医療協力、公衆衛生、外国の医療、地域医療、へき地医療
Key Word(s)
学修内容 授業タイトルは参考として昨年度のものです。本年度の詳しい講義日程、内容については初回講義にて配布します。

・10月1日(木)  ガイダンス・講義「Think globally, Act locally」
・10月8日(木) 講義「地域医療講義」「神島と地域医療と私」
・10月15日(木) 講義「地域医療講義」「地域は医者をステキにするというのは本当か?」
・10月22日(木) 講義「地域医療講義」「地域医療の一二三」
・10月29日(木)  講義「地域医療講義」「専門医療および研究にへき地での医療経験は役に立つのか?」
・11月5日(木) 講義「地域医療講義」「地域医療再生への歩み」
・11月12日(火) 講義「地域医療講義」「へき地は医者をステキにする」
・11月26日(木) 講義「国際保健講義」『私にとっての医療』 —国際医療協力の経験から-
・12月3日 (木)  講義「国際保健講義」「保健医療衛生の国際緊急支援
・12月10日(木) 講義「国際保健講義」「顧みられない熱帯病 (NTD)」
・12月17日(木) 講義「国際保健講義」「外科医による国際的な活動」
・1月7日(木)  講義「国際保健講義」「「だれひとり取り残さない」母子健康手帳の魅力」
・1月14日(木)  講義「国際保健講義」「学生からの国際保健」
・1月21日(木)  講義「国際保健講義」「感染症アウトブレイク対応」
・1月28日(木)  講義「国際保健講義」「留学生による母国の医療事情紹介」
・2月4日(木)  試験
事前・事後学修の内容 ・各講義タイトルに関連したキーワードについて、教科書やインターネットを用いて予備学習を行う。
・各講義で配布される資料を精読し、国際保健、地域医療の在り方について考える。

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