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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本文学演習D
にほんぶんがくえんしゅうD
Seminar in Japanese Literature D
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-101
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 7, 8時限
開講場所

担当教員 村口 進介(人文学部)

MURAGUCHI, Shinsuke

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 ・摂関政治を支えた官人や受領(国司)の私家集(『実方集』『長能集』など)の精読を行い、平安時代の社会や生活、和歌の利用に関する知見を深める。
・前期とは異なるテキストを扱う。
・前半はほぼ毎回課題の提出を求め、後半は担当範囲を分担し、受講者による発表を行う。
学修の目的 ・なにを、どのように、どういった方法で調べたらよいか、といった古典文学作品を読解、研究するうえで必要な知識や技術を身につける。
・レジュメの作成方法や発表の技術を身につける。
学修の到達目標 諸資料を適切に扱いながら、独力で本文を読解することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業中の課題30%、演習での発表で40%。期末レポート30%。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 受講者による発表やレポートを通じ、学生の理解度をはかり、授業内容に反映させる。
教科書 プリントを配布する。
参考書 武田早苗『後拾遺和歌集攷』(青簡舎, 2019.2)
久保田淳, 平田喜信校注『後拾遺和歌集』 (岩波文庫.2019.9)
佐藤和喜『景と心 : 平安前期和歌表現論』(勉誠出版, 2001.3)
川村晃生『摂関期和歌史の研究』(三弥井書店, 1991)
近藤みゆき『古代後期和歌文学の研究』(風間書房, 2005)
犬養廉『平安和歌と日記』(笠間書院, 2004)
オフィスアワー 毎週火曜日の昼休み *事前にメール等で予約すること
受講要件 レジュメ作成のために、多くの資料を収集し、読み込み、整理する必要がある。その作業を厭わず取り組めるもの。
予め履修が望ましい科目 日本文学演習A
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 中古文学(平安文学)、和歌、私家集
Key Word(s) Classical Japanese literature(Heian literature),Waka,Akazoeemon
学修内容 第1回 ガイダンス
第2~6回 翻刻、校異を中心とした基本的な事項について学び、課題を作成する。受講者により調査、報告を行い、調べ物の基礎力を養成する。
第7~14回 範囲を分担して注釈や現代語訳の比較検討、考察などの発表を行う。
第15回 まとめ
事前・事後学修の内容 とにかくあらゆる資/史料を駆使し、徹底的に調べることを求めます。

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