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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 工学部情報工学科/総合工学科情報工学コース ・基礎教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次
選択・必修 必修
コース必修
授業科目名 工業数学JA(H30年以前入学:工業数学I)
こうぎょうすうがく JA
Advanced Engineering Mathematics JA (Functions of Complex Variable and Vector Analysis)
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-INBS-1

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 5, 6時限
開講場所 工学部10番教室

担当教員 黒川都史子(非常勤講師)

KUROKAWA, Toshiko

学修の目的と方法

授業の概要 専門教育科目を履修するためには、高校等で学んだ数学をもとに大学の工業数学の力を確実につける必要がある。そこで、本講義では高校数学の延長として大学1年次で学ぶ数学にふさわしいレベルの内容を選び、大学数学へのスムーズな移行を目指して、工業数学の基本として欠くことの出来ない「複素数と複素関数」および「ベクトル解析」について演習も込めながら講義を行う。
学修の目的
学修の到達目標
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 情報工学の基礎知識を身につけ、科学技術が社会や自然環境に及ぼす影響を理解し、責任ある技術者として行動できる。【技術者倫理】
 情報工学科に関連する様々な分野に関心をもち、未知分野を理解するために、自主的、継続的に学習できる。【自主的継続的学習】
 世界に多様な考え方があることを学び、様々な立場の考えや意見を尊重し、多面的に物事を考えることができる。【多面的な思考能力】
 情報工学に関連する課題に対して、与えられた条件や期限を熟慮し、計画的に作業を進め、報告できる。【計画的な活動】
 専門分野の英語で書かれた文献について理解し、説明できる.また、学習や実験で得た知見を、論理的に記述し、的確に発表し、討議できる。【コミュニケーション能力】
 自然科学と情報技術に関する十分な知識を修得し、それらの知識を応用できる。【知識の修得と応用】
 与えられた問題に対し、修得した知識や技術を利用して、関連情報を収集し、解決手法を提案し、実現できる。【問題解決能力】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 評価は中間試験(50点)と定期試験(50点)の総計100点で行い、総計点数60点以上を合格とする。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 テキスト複素解析(小寺平治著、共立出版)
基礎解析学コース ベクトル解析 (矢野健太郎・石原繁 共著、裳華房)
参考書 複素数への招待(宮西正宣・増田佳代 共著、日本評論社)
基礎解析学コース ベクトル解析の基礎 (寺田文行・木村宣昭 共著、サイエンス社)
オフィスアワー 別途指示する。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 本科目は本学科で開講されるほとんどの科目の修得に必要な数学的基礎を与えるものとして重要なものである。
その他 工業数学の基本としての「複素数と複素関数」及び「ベクトル解析」について分かりやすく講義し、毎回演習も行って、授業内容を理解しやすくすることを特徴とする。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 複素平面 複素関数 ベクトルの微分と積分 偏微分 ベクトル場
Key Word(s)
学修内容 第1回 複素数と複素平面(その1)
第2回 複素数と複素平面(その2)
第3回 1次分数関数
第4回 指数関数
第5回 対数関数
第6回 三角関数
第7回 複素関数の微分法
第8回 まとめと中間試験
第9回 ベクトルの代数(その1)
第10回 ベクトルの代数(その2)
第11回 ベクトルの微分と積分(その1)
第12回 ベクトルの微分と積分(その2)
第13回 偏微分
第14回 ベクトル場(その1)
第15回 ベクトル場(その2)
第16回 まとめと定期試験
事前・事後学修の内容 予習・復習を十分することが望ましい。

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