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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 美術理論・美術史演習A
びじゅつりろん・びじゅつしえんしゅうえー
Seminar A in Art History
単位数 2 単位
受講対象学生 2011年度以前入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 美術理論・美術史演習A
びじゅつりろん・びじゅつしえんしゅうえー
Seminar A in Art History
単位数 2 単位
ナンバリングコード
HU-CLTR2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 藤田伸也

FUJITA, Shinya

学修の目的と方法

授業の概要 日本工芸(陶磁、漆工、金工、木工、染織など)の形と意匠を学ぶ。
日本および世界の工芸を単に美術品や愛玩物としての見るのではなく、広く文化史の中で捉えて、その機能と意味について考察する。
『工芸の社会史』吉田光邦著(NHKブックス)をテキストにして読み進む。
学修の目的 工芸を通して日本文化の基礎知識を得る。
工芸と絵画などの他の美術との関わりを理解するようになる。
工芸品の見方を学び、美術作品を理解し鑑賞する態度を身につける。
学修の到達目標 日本の工芸の歴史を理解し、技法や文様、用途等に関する正確な知識を得る。
社会・文化における工芸の価値について説明できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 発表および関心・積極性70%、レポート30%。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 DVD利用による視覚資料や展覧会見学等により、実作品に対する受講生の興味を高め、理解を深める。
教科書 『工芸の社会史』 (NHKブックス)吉田光邦著、日本放送出版協会、1987年
参考書 授業中随時指示する。
オフィスアワー 毎週水曜日12:00~13:00、金曜日12:00~13:00、藤田研究室(教養教育2号館2階)
受講要件 可能であれば展覧会の見学を行う。
その際の交通費・入館料等は各自の負担となる。学生教育研究災害傷害保険には必ず加入していること。
予め履修が望ましい科目 美術理論や美術史の科目
発展科目 後期開講の美術理論・美術史演習B
その他 欠席する場合は、当日中にメールで連絡すること。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 工芸 日本
Key Word(s) arts and crafts, Japanese
学修内容 テキストを読み進みながら、工芸の一般知識を獲得し、その機能と意味について考察する。愛知県陶磁美術館(瀬戸市)の見学を予定している。
[授業計画]
第1回 授業の概要、工芸とは
第2回 日本における工芸の重要性
第3回 テキスト講読(1)古代人と文様
第4回 テキスト講読(2)同
第5回 テキスト講読(3)黄金の美と日本文化
第6回 テキスト講読(4)同
第7回 テキスト講読(5)忘れられた塗りの伝統
第8回 テキスト講読(6)同
第9回 テキスト講読(7)桃山文化の二元性
第10回 テキスト講読(8)同
第11回 テキスト講読(9)文人とその美意識
第12回 テキスト講読(10)同
第13回 テキスト講読(11)江戸の舶来品ごのみ
第14回 テキスト講読(12)同
第15回 まとめ
事前・事後学修の内容 発表者は担当する章・節で述べられる技法や作品、用語等について、大学や公共の図書館等を利用し、可能な限り多様な文献図書を調べる必要がある。また他の発表についてもコメントできるように、辞典・図録等で予習しておくこと。ネット上の画像や作品情報等は役に立つが、発表資料として利用する際には慎重を要する。

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