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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 医学部看護学科 ・その他
受講対象学生 学部(学士課程) : 4年次
選択・必修 必修
授業科目名 在宅看護論Ⅱ
ざいたくかんごろんに
Home Care Nursing Ⅱ
単位数 1 単位
ナンバリングコード
MD-NOTH-3

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

開講時間
開講曜日、時間は変則的になります
開講場所 教室は変則的です。看護学科第3講義室または、第2講義室を使用します。

担当教員 〇坂口美和,平松万由子(医学部看護学科)他

学修の目的と方法

授業の概要 人生の終焉の時期を自宅、あるいは自宅に変わる在宅で生活をする人と家族に寄り添える看護師になるために、既習の学びを活かしながら、自宅での生活を支えるケアとその意味を学ぶ。また、人生の終焉の時期にかかわる看護師自身のケアについて学ぶ。
学修の目的
学修の到達目標 1.在宅ホスピスケアが目指すケア、死亡場所をめぐる現代事情と課題が分かる。
2.在宅ホスピスケアの流れが分かる。
3.子ども、成人、高齢者それぞれの年代や様々な暮らし方をする利用者と家族の在宅ホスピスケア(エンド・オブ・ライフ・ケア)の実際と特徴を理解しケアの意味を考える。
4.子ども、成人、高齢者それぞれの年代や様々な暮らし方をする利用者と家族に対して看護師が行う家族ケアや遺族ケアの視点が分かる。

5.自己の死生の考え方を育み、在宅ホスピスケアに携わる看護師自身のケアについて考える。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
○地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
 人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
 他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
 国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
 看護職としての責任感を持つ。
 科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
 保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 出席、授業参加度、課題レポート、学びの振り返り、定期試験など合わせて総合的に評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 指定なし
参考書
オフィスアワー 毎週木曜日12-13時 坂口研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目 在宅看護論Ⅰ
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 緩和ケア、ホスピスケア、ターミナルケア、エンド・オブ・ライフ・ケア、ホームホスピス、在宅ケア
Key Word(s) Palliative care, Hospice care, Terminal care, End of life care, Home hospice, Home care
学修内容 1.歴史的な観点や、現代事情の中での在宅ホスピスケアの位置づけ、目指すケア
2.在宅療養支援から在宅ホスピスケア、遺族ケアの流れと支援
3.高齢者のエンド・オブ・ライフ・ケア
4.小児の在宅ホスピスケア、訪問看護師の技を知る
5.成人の在宅ホスピスケア事例グループワーク
6.成人の在宅ホスピスケア、在宅支援診療所看護師の技を知る
7.利用者が亡くなった後の家族ケア
8.死生の考え方の育みとケアをする人のケア
事前・事後学修の内容 訪問看護師や在宅支援診療所の看護師の技を理解するために必要な知識の復習を事例に合わせて提示する。
また、授業内容の理解の定着のために、授業内容についてのレポートや課題を提示する。

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