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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命化学科・生命機能化学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
生命機能、海洋生命教育コース推奨科目
授業科目名 食品工学
しょくひんこうがく
Food Engineering
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BO-PHYS-2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 水曜日 3, 4時限
開講場所 生物資源学部校舎

担当教員 橋本 篤(生物資源学部生物圏生命科学科)

HASHIMOTO, Atsushi

学修の目的と方法

授業の概要 食品加工プロセスは,加熱,冷却,乾燥などといった単位操作を有機的に組み合わせることによって構成されている。そこで,食品加工の原理と方法,とりわけ移動現象論の概念について概観し,食品加工プロセスを構成する重要な加工方法(単位操作)やその解析方法の基礎事項について講義する。
学修の目的 食品加工プロセスの基礎概念,とりわけ移動現象論の基礎と食品加工プロセスを構成する重要な単位操作の意味やその解析方法に関する基礎知識を身につける。
学修の到達目標 食品加工プロセスにおいて必要となる単位操作の意味やその解析方法,食品加工技術に求められる工学的思考について,実例を通して習得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 試験の成績(70%),講義中の小テストや課題提出など(30%)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 適度な量の板書をおこない,演習を併用することにより,ゆっくりとわかりやすく説明する.
教科書 安達修二,古田武:食品を作る基礎科学 食品工学入門,カルチュレード
参考書 日本食品工学会(編):食品工学会,朝倉書店
オフィスアワー 水曜日12:00-13:00
受講要件 とくになし
予め履修が望ましい科目 物理化学,生物化学工学
発展科目 卒業研究
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 食品科学,単位操作,移動現象論,フードシステム
Key Word(s) Food Science, Unit Operation, Transport Phenomena, Food System
学修内容 1. ガイダンス:食品と工学
2. 食品工学の基礎:化学工学と単位操作
3. 粉砕・分流(不定形粒径の大きさ)
4. 食感の評価(応力とひずみ)
5. 水分活性
6. 熱風乾燥
7. 殺菌の速度論
8. 伝熱
9. 抽出・濃縮
10.噴霧乾燥・凍結乾燥など
11.レオロジー
12.食品プロセス(まとめ①)
13.農業から食品工業へ
14.光センシングによる品質評価
15.食品プロセス(まとめ②)
事前・事後学修の内容 各回とも教科書の予習と板書の復習をすること。

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