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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 教育学部・教職に関する科目
科目名 教職実践演習
きょうしょくじっせんえんしゅう
Seminar on educational practice
受講対象学生 教育学部, D 類

学部(学士課程) : 4年次
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 2年次
63 期生
人間発達科学コース生向
(学校教育コースの学生は「教職実践演習(幼・小)」を履修すること)
卒業要件の種別 選択必修
本授業の単位は、教員免許状取得に必須である。
人間発達科学コース生の場合、「コース選択科目B」で選択必修科目となります。
授業科目名 教職実践演習(人間発達科学コース・中高)
きょうしょくじっせんえんしゅう(にんげんはったつかがく・ちゅうこう)
Seminar on educational practice
単位数 2 単位
ナンバリングコード

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

原則として4年次後期に実施するが、教育実践等を夏期~秋期にかけて実施する場合もある。

開講時間 水曜日 1, 2時限
第1回~第5回は、水曜日1コマに開講する。
開講場所 第1回~5回は、教育学部1号館
第6回以降の教室は未定.決定次第連絡します.

担当教員 大日方真史・南 学(学校教育講座)

学修の目的と方法

授業の概要 授業は、2つのパートからなる。授業の規模は20人程度とし、原則として演習形式とする。第1パート(第1回~第5回)では、三重県を中心とした地域の教育問題や幼・小の発達段階に関する知識・理解を確認する。
第2パート(第6〜15回)では、地域特有の課題やそれに対する取り組みについて具体的な事例を基にディスカッションを行ったり、保育•療育•教科教育の内容や子どもの発達理解にもとづいた実践を行う。幼児期から小学校低学年へのなめらかな接続や小学校高学年から中学校への連携も視野に入れる。
学修の目的 一人一人の履修状況や到達度の把握及び授業課題の遂行を通して、実地研究等で身につけた実践力が、保育•療育•教科教育に必要な理論と統合され、確かな実践的指導力が形成されているかを確認する。
学修の到達目標 ① 学校の社会的役割と教師の資質を理解し、問題解決することができる。
② 幼児・児童の発達・学習をめぐる現代の教育問題に対して適切な理解を示すことができる。
③ 学級・学校経営に必要な関係者との連携・協力の重要性を理解し、関係者との連携を活かした問題解決を示すことができる。
④ 具体的な課題に対するグループ討論、模擬的な実践・分析検討を通して、三重県を中心とした地域における現代的な教育問題や幼小の発達段階を踏まえた授業内容・方法を具体的に提示し考察することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
 自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 第1回〜第5回まで30%,第6回〜第15回まで70%(合計60%以上で合格)
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書
参考書
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード
Key Word(s)
学修内容 第1回 中西良文
現代の中学校における問題の所在を、学生自らの教育実地経験とすりあわせの上、確定する。学校、学級、教師、生徒、文化、地域、連携等に類別し探究の起点とする。その上でグループでの解決策を探求する。

以下、グループに分かれて演習を行う。
第2回  織田泰幸
様々な学校問題(例:いじめ,不登校,学級崩壊など)の現状について理解したうえで, これらの問題に取り組むための方策について,グループで探究する。
第3回  松浦 均
学びの環境をめぐる現代の教育問題(生徒指導)について仮想的な問題を提起し,グループで解決策を議論する.
第4回  大日方真史
近年の教育現場における課題(いじめ・不登校など思春期の心理臨床など)について仮想的な問題を提示し,グループで解決策を探求する.
第5回  南 学
学びの履歴を基にした省察と目標設定.
教育現場において教師の判断が求められる様々な場面について仮想的な問題を提示し、グループで解決策を議論する。
第6回 佐藤年明・南 学(この回以降は,佐藤・南で担当)
自分の振り返りと教師としての資質・能力, 教職実践演習における個々の目標の設定
第7回 
学校における諸課題のPBL的探究1:児童・生徒の問題行動
第8回
学校における諸課題のPBL的探究2:学校における人間関係(同僚性等)
第9回
学校における諸課題のPBL的探究3:学校、クラスの経営
第10回
学校現場に課題を持って参加する。活動づくり
第11回
学校現場に課題を持って参加する。活動の運営
第12回
学校現場に課題を持って参加する。活動の振り返り
第13回
教師の教室実践の報告から学ぶ1 (子どもの自主的、自立的な総合学習)
第14回
教師の教室実践の報告から学ぶ 2 教科を核にした横断的な総合学習
第15回
教師の教室実践の報告から学ぶ 3 テーマ的総合学習
事前・事後学修の内容

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