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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 工学部情報工学科/総合工学科情報工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 電子回路
でんしかいろ
Electronic Circuit
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-EBSC-2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目     
開講学期

後期

開講時間 火曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 成枝秀介(工学部情報工学科)

NARIEDA, Shusuke

学修の目的と方法

授業の概要 コンピュータを構成するハードウエアの実際を理解するための基礎知識の修得を目的とする。最近では,コンピュータのユーザインタフェイスが進歩しており,システムの中身を知らなくてもコンピュータを使うことができる。しかし,コンピュータのハードウェアの基礎を理解しておくことはこれを使う者として必修事項である。本講義では,ハードウエアの実際を理解するため,様々な基礎的ディジタル電子回路・論理回路について学習する。
学修の目的 ディジタル回路を構成する素子の動作について理解ができること,また,仕様に基づいた論理回路の設計ができることを目指す。
学修の到達目標 この授業科目の終了時における目標は以下の事項とする。
・半導体の動作が理解できている。
・論理回路が理解できており,論理回路の設計ができる。
・フリップフロップ,シフトレジスタなど,記憶回路が理解できている。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 情報工学の基礎知識を身につけ、科学技術が社会や自然環境に及ぼす影響を理解し、責任ある技術者として行動できる。【技術者倫理】
 情報工学科に関連する様々な分野に関心をもち、未知分野を理解するために、自主的、継続的に学習できる。【自主的継続的学習】
 世界に多様な考え方があることを学び、様々な立場の考えや意見を尊重し、多面的に物事を考えることができる。【多面的な思考能力】
 情報工学に関連する課題に対して、与えられた条件や期限を熟慮し、計画的に作業を進め、報告できる。【計画的な活動】
 専門分野の英語で書かれた文献について理解し、説明できる.また、学習や実験で得た知見を、論理的に記述し、的確に発表し、討議できる。【コミュニケーション能力】
 自然科学と情報技術に関する十分な知識を修得し、それらの知識を応用できる。【知識の修得と応用】
 与えられた問題に対し、修得した知識や技術を利用して、関連情報を収集し、解決手法を提案し、実現できる。【問題解決能力】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 課題(40点),定期試験(60点) の合計100点を10点満点に換算し,6以上を合格とする。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 講義のなかに演習の時間を設け,内容の理解が深められるようにする。
教科書 新インターユニバーシティ ディジタル回路(田所嘉昭 編著,オーム社)
参考書
オフィスアワー 質問・連絡などは,講義時あるいは講義終了時
受講要件
予め履修が望ましい科目 工業数学I,工業数学II,電気回路,論理設計及び演習
発展科目 集積回路工学,ディジタル信号処理
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード トランジスタ,MOSFET,論理回路
Key Word(s) Transistor, MOSFET, Logic Circuit
学修内容 第1回 イントロダクション
第2回 論理代数
第3回 組合せ論理回路
第4回 順序論理回路(1)
第5回 順序論理回路(2)
第6回 演算回路
第7回 演習
第8回 ディジタル回路に使われる素子
第9回 素子の性能(1)
第10回 素子の性能(2)
第11回 基本論理ゲート回路(1)
第12回 基本論理ゲート回路(2)
第13回 演習
第14回 AD-DA変換(1)
第15回 AD-DA変換(2)
第16回 定期試験
事前・事後学修の内容

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