三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 工学部建築学科 ・専門教育
建築生産
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 建築生産 II
けんちくせいさん II
Building Construction II
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 木曜日 7, 8, 9, 10時限
隔週開講
開講場所 建築棟1番教室

担当教員 藤野昭彦(非常勤講師)

FUJINO Akihiko

学習の目的と方法

授業の概要 計画から保全までの流れの中で、建築物の構造体を構成する部分の位置づけと工事の流れ、各工事における手順・作業方法と、技術的な取り決め・確認検査方法を学習することにより、建築生産計画の基本事項と、より上流の設計計画における生産設計力を養成する。又、変わりつつある建築生産の最新の方法について学習する。建築に携わる者に必要な、躯体に関しての基本となる知識の習得を主な狙いとする。
学習の目的 建築上部構造についての生産計画の基本事項を理解し、より上流の設計計画において生産設計できる能力を身につける。同時に、施工における構造の品質確保の為の基礎知識の習得を目指す。
学習の到達目標 鉄筋・型枠・コンクリート・鉄骨の各工事と鉄骨構造における各種の外壁に対し、現場の監理者・管理者に必要と思われる、各作業の流れと具体的作業内容、品質基準・事前計画・検査方法とその時期・合否判定等に関する基本が理解できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○倫理観
  • ○モチベーション
  •  主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  • ○問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  • ○社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 イラスト「建築施工」(社団法人建設業協会 関西支部),
参考書 建築施工を学ぶ(理工図書)
成績評価方法と基準 出席点(授業に対する取り組み姿勢)を40点、期末試験を60点の総計100点を満点とし、60点以上を合格とする。
オフィスアワー 質問等は毎回提出のアンケート用紙に記入のこと。または、三島教員(mishima@arch.mie-u.ac.jp)を通じて連絡のこと。
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 鉄骨構造,鉄筋コンクリート構造,建築構造材料
発展科目 建築生産Ⅲ
授業改善への工夫 初回の授業で,目的,到達目標,成績評価の方法と基準などを説明し,位置づけの明確化に努める.授業評価アンケートに基づく改善を行う.
その他

授業計画

キーワード 躯体工事概論,鉄筋工事,型枠工事,コンクリート工事,鉄骨工事,工事管理
Key Word(s) Overview of frame work, Steel reinforcement work, Form work, Concrete work, Steel work, Construction management
学習内容 作業工程にそって、個々の作業の写真・ビデオ等により、作業の手順・方法・内容に対する理解を深めると共に、JASSに基づき、各作業についての仕様・品質基準・検査と合否判定他の理解を深める。又、建築士取得を意識し、関連する演習問題もこなす。
講義内容は以下の通り。
1. 基本知識(計画から着工・竣工・保全までの流れ、躯体工事の手順)
2. 鉄筋工事(材料・加工図・加工・組立)
3. 鉄筋工事(圧接・検査・その他継ぎ手・鉄筋先組工法・省力化)
4. 型枠工事(型枠の基本、材料、組立手順、コンクリート寸法図、型枠の構造計算)
5. 型枠工事(型枠の解体・各種型枠と省力化工法)
6. コンクリート工事(必要性能・材料)
7. コンクリート工事(配合・試験)
8. コンクリート工事(打設・打設後の養生・各種コンクリート)
9. 鉄骨工事(工事の流れ・材料・工場選定・工作図・切断・曲げ・穴あけ)
10. 鉄骨工事(組立・溶接・検査)
11. 鉄骨工事(建て方・高力ボルト接合・検査)
12. 鉄骨工事(デッキプレート・耐火被覆)
13. 鉄骨構造における外壁(カーテンウォール、ALC、他)
14. 新しい建築生産:工事現場見学
15. 工事管理:工事現場見学
16. 試験
事前・事後学修の内容 <予習>参考書により、各作業内容を理解する。前回の授業内容までの流れを確認する。
<復習>配布プリントを再読し、理解すること。
ナンバリングコード(試行) EN-ARCH-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


Copyright (c) Mie University