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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 美術理論・美術史演習F
びじゅつりろん・びじゅつしえんしゅうえふ
Seminar F in Art History 
単位数 2 単位
受講対象学生 2011年度以前入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 美術理論・美術史演習F
びじゅつりろん・びじゅつしえんしゅうえふ
Seminar F in Art History 
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 金曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 藤田伸也

FUJITA, Shinya

学習の目的と方法

授業の概要 「詩書画三絶」に象徴される中国文人の絵画観を考察する。この授業では中国絵画史研究の立場から詩書画三絶とは何かを考えていく。最初に日本語の論文を読み、次に英語論文を読み進めていく。漢文資料も随時参照する。
学習の目的 詩書画三絶の視点から中国の美術思想を理解する。
漢文・英文の読解力を身につけ、論文の読み方を学ぶ。
学習の到達目標 中国絵画の主題について体系的に理解する。
絵画の本質的価値について説明することができる。
中国や日本の文化における詩書画の重要性について説明できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  • ○社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 演習

授業の特徴 能動的要素を加えた授業

教科書 授業中に資料を配布する。
参考書 授業中随時指示する。
成績評価方法と基準 発表および関心・積極性70%、レポート30%。
オフィスアワー 毎週水曜日10:30~11:30、金曜日12:00~13:00、藤田研究室(教養教育2号館2階)
受講要件
予め履修が望ましい科目 美術理論や美術史の科目
前期開講の美術理論・美術史演習E
発展科目
授業改善への工夫 プロジェクター利用による視覚資料や展覧会見学等により、実作品に対する受講生の興味を高め、理解を深める。
その他

授業計画

キーワード 中国絵画史、文人、詩書画
Key Word(s) History of Chinese Painting, Poetry, Calligraphy
学習内容 最初に日本語の論文「詩書画三絶」(島田修二郎)を読み、中国の詩書画と文人の芸術観について学ぶ。次に英語論文を担当者を決めて、丁寧に読み進めていく。英語自体は平易であり、内容の理解を重視している。The Three Perfections : Chinese Painting, Poetry and Calligraphy, by Michael Sullivan, 1980, New York
[授業計画]
第1回 中国絵画史の学び方
第2回 中国絵画史概観(1)
第3回 中国絵画史概観(2)
第4回 講読「詩書画三絶」日本語論文(1)
第5回 講読「詩書画三絶」日本語論文(2)
第6回 講読「詩書画三絶」日本語論文(3)
第7回 講読 The Three Perfections(1)
第8回 講読 The Three Perfections(2)
第9回 講読 The Three Perfections(3)
第10回 講読 The Three Perfections(4)
第11回 講読 The Three Perfections(5)
第12回 講読 The Three Perfections(6)
第13回 講読 The Three Perfections(7)
第14回 講読 The Three Perfections(8)
第15回 まとめ
事前・事後学修の内容 発表者は担当する部分の英文を和訳し、その内容について、大学や公共の図書館等を利用し、可能な限り多様な文献図書を調べる必要がある。ネット上の画像や作品情報等は役に立つが、発表資料として利用する際には慎重を要する。
また他者の発表についてもコメントできるように、各自和訳し美術辞典・図録等で基礎知識を予習する必要がある。授業中に登場した作品については、テキストおよび参考図書で復習するように。
ナンバリングコード(試行) HU-CLTR2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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