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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 工学研究科(博士前期課程)分子素材工学専攻
領域 主領域 : F
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 高分子設計化学特論
こうぶんしせっけいかがくとくろん
Advanced Polymer Synthetic Chemistry
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講 他専攻の学生の受講可
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 木曜日 3, 4時限
開講場所 13番教室

担当教員 宇野 貴浩(工学研究科分子素材工学専攻)

UNO, Takahiro

学習の目的と方法

授業の概要 最新の重合反応技術であるリビング重合(アニオン、カチオン、ラジカル)について解説するとともに、先端材料といえる高分子物質と高分子材料が活躍している先端分野から最近トピックスを選んで解説し、最先端材料としての高分子化合物の役割の理解を目的とする。
学習の目的 最新の重合技術のリビング重合方法の理解を目的とする。また、最先端高分子材料の機能と応用についての理解を目的とする。
学習の到達目標 近年進歩が著しい重合技術の基礎を理解するとともに、高分子のどの様な物性や機能が先端材料、技術に応用されているかを理解する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的思考力
  • ○課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 能動的要素を加えた授業

教科書 特に教科書は決めない。パワーポイントのプリントを配布する。
参考書
成績評価方法と基準 7割以上の出席(30%)、レポート(70%)計100%
オフィスアワー 毎週月曜日12:00~13:00、分子素材工学棟2階3211A2
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 学部での有機化学Cと高分子合成化学を履修しておくことが望ましい。
発展科目 高重合化学特論
授業改善への工夫 授業評価アンケートを参考にして、事業改善を行う。
その他 英語対応授業である。

授業計画

キーワード リビング重合(アニオン、カチオン、ラジカル)、オレフィン系ポリマー、エンジニアリングプラスチック、液晶ポリマー、スーパー繊維、機能性ポリマー、電導性ポリマー
Key Word(s) Living polymerization, Olefinic polymer, Enginnering Plastics, Functional Polymer, Conducting polymer
学習内容 第1、2回 リビングアニオン重合
第3,4回 リビングカチオン重合
第5,6回 リビングラジカル重合
第7、8回オレフィン系ポリマー
 ポリオレフィン市場、シングルサイト触媒によるポリオレフィン合成、ポストメタロセン触媒による技術革新、熱可塑性エラストマー、非晶質ポリオレフィンについて講義する。
第9、10回 エンジニアリングプラスチック
 汎用エンプラ、スーパーエンプラにおける技術革新、熱可塑性ポリイミド、熱硬化性ポリイミドの合成と宇宙航空分野への応用について述べる。
第11,12回 液晶ポリマー
 液晶ポリマーの分子構造、特性、応用分野について述べる。
第13、14回 スーパー繊維
 高強度・高弾性ポリエチレン繊維、芳香族高分子繊維の合成技術とそれらの応用分野について述べる。
第15回 機能性ポリマー
 デンドリマーの合成と応用、インテリジェントポリマー材料について述べる。
事前・事後学修の内容
ナンバリングコード(試行)

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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