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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本の思想D
にほんのしそう でぃー
Japanese Thought D
単位数 2 単位
受講対象学生 2011年度以前入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本の思想D
にほんのしそう でぃー
Japanese Thought D
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 金曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 遠山 敦(人文学部)

TOHYAMA,Atsushi

学習の目的と方法

授業の概要 日本近世に関する代表的な文献を数点選定し、具体的な詞章に即しつつ、また関連する資料にも言及しながら、問題点について解説を加えてゆく。
学習の目的 日本近世において儒学、とりわけ宋学がどのように受容され、展開していったか、また宋学批判の上に新たな思索を展開した伊藤仁斎・荻生徂徠らの古学について、そこでは何が問われていたのかについて基本的な理解を得ることができる。また儒学に対抗して現れた国学について、松阪出身の本居宣長を中心に、その基本的な問題意識を理解することができる。
学習の到達目標 日本近世儒学の展開や、国学の思想運動について、基本的な知識を得ることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 プリント資料を配付する。
参考書 随時指示する。
成績評価方法と基準 期末筆記試験;80%、中間リポート;20%
オフィスアワー 毎週金曜日7-8限(その他応需)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫 講義終了時に質問票への記入を課す。次回講義での質問への応答を通じて、できうる限り双方向授業となるよう努める。
その他

授業計画

キーワード 朱子学、伊藤仁斎、荻生徂徠、賀茂真淵、本居宣長
Key Word(s) Neo-Confucianism,Itoh Jinsai,Ogyu Sorai,Kamono Mabuchi,Motoori Norinaga
学習内容 1.ガイダンス(第1回)
2.近世儒教の受容と展開
  a)朱子学の概要(第2~3回)
  b)日本朱子学派における敬の重視(第4回)
  c)日本的陽明学の特質(第5回)
  d)古学派の展開①~伊藤仁斎~(第6~9回)
  e)古学派の展開②~荻生徂徠~(第10~11回)
3.国学の展開
  a)前期国学(第12回)
  b)本居宣長の国学(第13~14回)
4.まとめ(第15回)
事前・事後学修の内容 予習として、指定されたテキストや時間毎に配布される次回分資料を予め熟読しておくこと。
ナンバリングコード(試行) HU-JAPA2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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