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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 法思想史
ほうしそうし
History of Legal Thought
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 月曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 髙橋秀治(人文学部)

学習の目的と方法

授業の概要 正義についての思想史上著名な理論からの引用を読み、その内容を理解した上で、賛否が分かれるさまざまな今日の社会問題に対して、正義論の観点からの考察を試みる。
学習の目的 正義について、古典的な見解から現代の議論までを理解することができる。
学習の到達目標 現代正義論で展開されている主な理論や考え方に触れて、今日の社会の平等や正義、格差といった諸問題について理解を深めることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  • ○社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 能動的要素を加えた授業 Moodle

教科書 授業で使用する文献資料は事前に配付するほか、moodleにも掲載する。
参考書 適宜指示する。
成績評価方法と基準 テスト70%。moodleへの書き込み30%。さらに、授業への参加を加味することもある。
オフィスアワー 毎週月曜日10:30~11:30、髙橋研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目 法哲学、憲法、民法、刑法、など法律系諸科目
発展科目 法哲学特論
授業改善への工夫 学生による授業改善のためのアンケートの結果等を参考にして適宜対応する。
その他 第1回目の授業で進め方について説明します。

授業計画

キーワード ソクラテス、プラトン、アリストテレス、アウグスティヌス、トマス・アクィナス、トマス・ホッブズ、ジョン・ロック、ジャンージャック・ルソー、ジェレミー・ベンサム、J・S・ミル、ジョン・ロールズ、ロバート・ノージック、マイケル・サンデル、アマルティア・セン
Key Word(s)
学習内容 第1回 はじめに
第2回 ソクラテスの正義論
第3回 プラトンの正義論
第4回 アリストテレスの正義論
第5回 ローマ時代の正義論
第6回 アウグスティヌスの正義論
第7回 トマス・アクィナスの正義論
第8回 トマス・ホッブズの正義論
第9回 ジョン・ロックの正義論
第10回 功利主義における正義論
第11回 リベラリズムにおける正義論──ロールズとセン
第12回 リバタリアニズム・共同体主義──ノージックとサンデル
第13回 現代的課題と正義論その1
第14回 現代的課題と正義論その2
第15回 現代的課題と正義論その3
ただし、内容は暫定的なもので、変更することがあります。
事前・事後学修の内容 (予習)各回、授業の前に、配付資料を読んで、そこに掲げてある問いへの答えを考えてくる。
(復習)授業の後、自分の感想や意見をまとめて、moodleにアップロードする。
ナンバリングコード(試行) HU-SOCI-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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