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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・全教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
学科必修科目
授業科目名 環境保全生態学
かんきょうほぜんせいたいがく
Forest Ecology for Environmental Conservation
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 火曜日 1, 2時限
開講場所

担当教員 松村 直人, 松尾 奈緒子(共生環境学科)

MATSUMURA, Naoto, MATSUO, Naoko

学習の目的と方法

授業の概要 陸上生態系の持つ機能について解説する。さらに、世界の森林でおきている問題や、森林資源の適切な管理方法について解説する。
学習の目的 陸上生態系の中でも特に最大の面積を占める森林生態系の持つ多様な機能を理解する。また、国内外の森林の現状を知り、その持続可能な利用方法について考える。
学習の到達目標 様々な生態系でおきている環境問題について、生態学の知識に基づいた判断ができるようになる。私たちの身近にある森林の持続的利用について考えるための基礎を見につける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
森林科学プログラム-JABEE学習・教育目標との対応:D3

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○倫理観
  • ○モチベーション
  •  主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書
参考書 森林・林業白書
成績評価方法と基準 期末テスト70%,小テスト30% 計100%。
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 森林・緑環境計画学, 森林・緑環境評価学
授業改善への工夫
その他 環境教育に関連した科目

授業計画

キーワード 陸上生態系, 森林資源, 炭素循環, 水循環, 生物多様性, 熱帯雨林, 持続的森林管理
Key Word(s) Terrestrial ecosystem, forest resources, carbon cycle, water cycle, biodiversity, tropical rainforest, sustainable forest management
学習内容 第1回 生態学の基礎
陸上生態系の構成要素と種類,トレードオフ

第2回 植生と環境
植物の環境応答,順化と適応,気候と植生分布
【トピック】 熱帯落葉樹林は乾季がなくなると常緑樹林になる?

第3~4回 陸上生態系の炭素循環
植生の光合成と呼吸,有機物分解,炭素収支
【トピック】熱帯林は二酸化炭素吸収源?

第5~6回 陸上生態系の水循環
植生の蒸発散,降雨流出,水収支と熱収支
【トピック】森林は緑のダム?

第7~9回 陸上生態系の生物多様性
個体群間の相互作用,競争・捕食・共生,生物多様性
【トピック】熱帯雨林はなぜ種多様性が高い?

第10回 前半まとめ

第11回 世界の森林資源

第12回 熱帯林の再生

第13回 森林資源管理の課題

第14回 森林資源の調査と森林計画

第15回 持続的な森林管理

第16回 期末試験
事前・事後学修の内容
ナンバリングコード(試行) BO-ENVS-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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