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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 現代政治理論
げんだいせいじりろん
Contemporary Political Theory
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 金曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 麻野雅子(人文学部法律経済学科)

ASANO,Masako

学習の目的と方法

授業の概要 近代の自由民主主義の理念および現代における民主主義と自由を考察の対象とする政治理論の内容を紹介します。
学習の目的 近代の自由民主主義の理念および現代における民主主義と自由を考察の対象とする政治理論についての基本的理解を得ることが学習の目的です。
学習の到達目標 近代の自由民主主義の理念および現代における民主主義と自由を考察の対象とする政治理論についての基本的理解を得たうえで、現実の政治を理論的に分析する能力を身につけることが学習の到達目標です。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  • ○倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  • ○社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 教科書は指定しません。
参考書 川出良枝・谷口将紀(編)『政治学』(東京大学出版会)、川崎修・杉田敦(編)『現代政治理論』(有斐閣)、出原政雄・長谷川一年・竹島博之(編)『原理から考える政治学』(法律文化社)、田村哲樹・松元雅和・乙部延剛・山崎望(著)『ここから始める政治理論』(有斐閣)など。
成績評価方法と基準 3回ないし4回の小テストで評価します(計100%)。
オフィスアワー 金曜日12:00~13:00、場所は人文学部棟麻野研究室です。
受講要件 特にありません。
予め履修が望ましい科目 政治思想史
発展科目 法哲学
授業改善への工夫 本年度は民主主義理論に加えて権力論・自由論も紹介していきます。DVDなどの視覚教材も利用しつつ、できるだけ分かりやすい説明をするよう心がけます。
その他

授業計画

キーワード 民主主義論
Key Word(s) political theory,democracy
学習内容 以下のようなテーマに沿って、授業を進めていきます。
1.講義の概要説明、民主主義とは何か、自由民主主義とは何か
2.近代の自由民主主義の理念
3.近代の自由民主主義が抱える問題(自由と平等理念の相克、大衆化)
4.自由民主主義への批判と否定1:全体主義の経験
5.自由民主主義への批判と否定2:自由から逃走する心理
6.自由民主主義への批判と否定3:官僚主義と無責任体制
7.第二次世界大戦後における自由民主主義の再定義
8.戦後自由民主主義への批判1:エリート民主主義批判
9.戦後自由民主主義への批判2:参加民主主義論と統治能力の危機論
10.現代自由民主主義の課題1:新自由主義と個人化、政治的無関心
11.現代自由民主主義の課題2:政治不信とポピュリズム
12.現代自由民主主義の課題3:熟議民主主義の試みと限界
13.現代自由民主主義の課題4:内面化する権力と自由
14.現代自由民主主義の課題5:監視と自由と民主主義
15.現代自由民主主義の課題6:インターネットと民主主義
16.まとめ
事前・事後学修の内容 授業のなかで小テストを数回行い、その合計で成績を評価しますので、授業には毎回出席してください。小テストは、自筆のノートおよび配付プリントだけを参照可とします。前回の内容を復習して、理解すべき点、重要だと思った点などは、ノートに自筆で記入して、授業の際に、そのノートを持参してください。(ただし、参考書や他人のノートなどのコピーを貼り付けた場合、そのノートの持ち込みは禁止となりますので、ご留意ください。)
ナンバリングコード(試行) HU-PULA-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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